若い皆さんに是非とも伝えたい

―戦争が日常生活に及ぼす影響(その2)

戦争など自分とは無関係と考えている若者の皆さん

一旦戦争が始まると私たちの日常生活はどうなるか、考えたことはありますか?

日本政府は東条英機首相や安倍晋三氏の祖父岸信介商工相の内閣の下で1941年12月8日、アメリカなどに宣戦布告して戦争状態(太平洋戦争)に突入しました。

この日から一般庶民の生活にはどんな直接的影響があったか?

まず第一に、この開戦の当日から政府、軍部はラジオの天気予報放送、新聞の天気予報記事の掲載を厳禁しました。

気象情報は敵国にとって日本を攻撃する際の最も重要な軍事情報となるからです。

天気予報が再開されたのは敗戦が決まった1945年8月15日以後のことです。

この間に日本は2度ほど大地震、大津波の被害に見舞われ甚大な物的・人的被害がもたらされましたが国民には全く知らされませんでした。このように戦争では国民の生命や財産の安全より敵に勝つことのみが最優先されるのです。本書でも強調していますが軍隊の存在は戦争の火種以外の何物でもないことは勿論、軍隊は決して国民一人一人の命を守るために存在しているわけではありません。戦前の帝国陸海軍は天皇による統治体制いわゆる国体を護るために、戦後の自衛隊は現在も尾を引く東西冷戦の中でアメリカを筆頭とする資本主義陣営の利益のための前線基地としての日本の対米追随専一政権を護るために存在しています。

このことを自分だけの知識とせず是非、家族・友人・職場の同僚など周囲の多くの若い仲間にSNSなどで拡散して広めてください。本書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」が多くの人々に読まれ本書の国際災害救助即応隊(ジャイロ)構想が実現することが私たちが愛する郷土に恒久平和をもたらす唯一の現実的方法なのですから。

2021年8月2日記

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