私たちピースアゴラに集う同志は憲法第9条を変えずに実現可能な国家安全保障政策「非武装中立日本の建設」を提唱しています。

自民党は1955年の保守合同による自民党結党以来、党是として改憲を目指し国防軍の創設を目指しています。自民党大阪派?の松井維新代表などは来年7月の参議院選挙と同日に改憲の国民投票を行いたいと語り参院選挙前に(来年の通常国会会期中に)国会で改憲発議を終え衆参両院の可決まで見越しているかの口振りです。本書でも強調しているのですが護憲派は憲法改正の国民投票が具体的日程に上ってくる前に詰めておくべき重要な議論を全く詰めようとしていません。自民党改憲案が護憲派の頑張りで幸いにも国民投票で否決された場合、自衛隊および日米安保条約とどう向き合うか方針がまったく議論されていないのです。憲法第9条に自衛隊を書き込む案が否決されたら自衛隊は当然廃止されるのでしょうか?日米安保条約は当然破棄されるのでしょうか?詳しくは本書第3章94ぺージをお読みください。憲法第9条にハッキリと書かれている「陸海空その他の戦力は、これを保持しない」の実現を主張しただけで“それは極端な主張である”とか“非現実的である”という声が聞こえてくるとはアンビリーバボーです。日本国民は1億総催眠術にかかったままか洗脳されてしまったのか? 立憲主義を守れという野党であるなら尚更のこと、どうしてこんな当たり前の違憲状態の是正を言わず立民まで「日米同盟は外交の基軸」などとピンボケしたことを言うのか!自民党(含む維新ほか改憲派)の人たちはどうして当たり前の主張をする人たちを“偏っている人たち”とか“アカだ!”“左翼だ!”と見当違いなことを言うのか!

戦後、超長期間続いた保守政治の洗脳で野党までも今では骨なし「くらげ状態」です。

2021年12月5日   記

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