ABEMAテレビを13日に見るとなしに見たら堀潤氏司会で石破元防衛相などが出演する番組があった。

ウクライナ情勢をみたら日本も北海道から沖縄まで戸締りが必要であることがハッキリしたと。

私は司会の堀潤氏、石破氏のほか番組出演者の見識を疑った。

アメリカはじめ西側諸国、そして日本のこれまでの仮想敵の歴史を短歌にしたら

「仮想的、昔はアカで、前はテロ、今は中・ロの,独裁者かな」

世界中、いつまでたっても次々に新たな敵を生み続けずにはおられないようだ。

そのたびにマスコミは著名人などを使って世論をかき回す。

洗脳された庶民の姿を俳句にすれば

「攻められる、危機だ不安だ、戸締りだ」

核兵器を用意しなくては安心して住むこともできない日本になる?

日本は戦後どの国からも敵視されていないはずなのに庶民が報復を恐れるような悪行を日本政府は隠れてしているのか?

防衛産業、防衛族、改憲派の人々の意見はおそらくこうだろう

日本は何も悪いことはしていないが、世界には悪い指導者やテロ組織、国家がある。

いくら日本に非が無くても

無防備で技術力・資源も豊富な(優秀な人材と観光や水資源以外何がある?)日本は何処の国の悪から見ても格好の獲物として虎視眈々、狙われかねないから「まさか」に備える必要がある、と。

ほんの一握りの悪者の餌食にならないように備えるというなら実はありもしない「攻められる心配」をするより「攻められない方法」を考えるべきである。

それは世界中から尊敬されるような平和貢献活動を地球規模で積極的に実践することだ。

残念ながら今のままではどこかに潜む悪から攻められるかもしれない大きな不安材料が一つある。それは世界中に敵を持つアメリカと日本が軍事同盟関係にあることだ。そして日本政府の「徹底した対米従属姿勢」と 「日本に駐留する米軍兵力の世界に与える脅威」である。断っておきたいが私はアメリカ自体は大好きだしアメリカ人の良き友人も沢山いる。

本書『自衛隊も米軍も、日本にはいらない』は日本の平和構築のための具体的提案だ。騙されたと思って本書を手に取って欲しい。読めばきっと類書と決定的に違うことがハッキリわかる。私はウソは申しません(池田勇人元首相の言)。

2022年3月16日 記

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