今日から新年度なので少し大上段に軍隊の本質を論じてみたい。

私は自衛官が個人としてはとても善良な市民であり良き隣人であることをよく知っている。

しかし軍事組織としての自衛隊は違憲であり悪であると思う。

世の中にケンカの種は尽きないがケンカを素手でしないのは人間だけだ。

「軍隊(自衛隊)は時として殺人も破壊行為もするが、それは国や国民を護るための例外的な場合である。自衛隊・米軍を殺人・破壊を目的とした組織というのは誤解だ」

と真面目に発言する日本人がいるのは驚きだ。

一見正しそうに聞こえるが、それは軍隊の本質を知らない甘ちゃん(アマチュア)の考えだ。

今 日本は平和だからそうは見えないが

日頃軍隊が訓練するのはいざという時に戦場で破壊・殺人活動をするためである。

殺人・破壊は国防(自衛隊が護るのは日本の独立と領土であって国民を護ってくれると思うのは誤解だ)を主任務とする軍隊(自衛隊)の任務遂行上、不可欠な活動だ。

ウクライナを見ればよくわかる

コスタリカが軍隊を捨てた理由は色々あるが一言で言えば民主的に選ばれた政権がクーデターや内乱の心配なく安定した政務を行うため軍隊は邪魔だからだ。

軍隊のあるところ、侵略戦争の危険に加えて内戦、クーデターなどの危険が必ずある。

ミャンマー国軍によるクーデター、

シリヤ、イエメンの内戦、

日本の2.26事件など

軍隊に内乱・クーデターは付き物だ。

軍隊は世界一非民主的で隊内いじめ(特に新兵に)の横行する組織でもある。

「軍備はいざという時の備え、と言いながら軍備が充実すると使用したがる軍人の癖」

と戦後、昭和天皇も「天皇独白録」で語っている。

生涯をかけて日本の憲法第9条を世界に広めようとされた故チャールズ・オーバビー博士が日本のすべての平和愛好者に死の直前、渾身のメッセージを送ってくれた。

貴重な映像がこのホームページの

オーバビーさんの思い出(2008~2017)」

に収録されているので是非クリックして聞いて欲しい

”Please work hard to keep Article 9 alive!!”   Dr. Charles Overby

自衛隊は一刻も早く民主的で明るい非軍事組織に衣替えすべきである。

2022年4月1日のApril Fool 、何回目か数えきれなくなった誕生日に 記

\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/