8日（土曜日）に三島で非武装中立講演行脚を行ってきた。

参加者は静岡で活動中の角田由紀子弁護士など70名近かった。

三島憲法9条の会の主催だったが千葉県、埼玉県からも熱心な非武装中立ピースアゴラの信奉者が何人か新幹線で来てくれた。

昨日12日の朝7時のNHKニュースで世論調査の結果をみて驚いた。

防衛費の増額に賛成が５５％

反対はたった２９％

防衛予算の増額分の財源は

他の予算を削って、が６１％、

国債発行が１９％、

増税が１６％と言う。

アンビリーバボーだ！

オカルト統一教会と自民党の癒着もアンビリーバボーだが創価学会もかつて勧誘の手口は似ていた。

私は入試直前に父を亡くし貧しい中で学生時代ほぼ毎日家庭教師に追われていた。

教えていた先の一つでは授業が終わると必ず隣室に誘われ8人くらいの信者に囲まれてしつこく折伏された。

「創価学会に入らないと不幸になり間もなく交通事故で死ぬ」と脅かされた。

たまたま友人と自転車で日本橋から京都まで行く計画の直前だったので気持ちが揺れた。

宗教の勧誘には人々の恐怖心を駆り立てる方法・手口がよく使われる。

先祖が地獄で苦しんでいる、は統一教会の手口だ。

改憲派・軍事力増強派は「北のミサイルが日本に飛んでくる、中国・ロシアが日本に攻めてくる」と言って人々の恐怖心を煽る。

統一教会とそっくりではないか！

非武装中立の理を説く講演会は何処でも“非武装こそ唯一の日本の平和実現の方策”と参加者に納得してもらえるが講演のチャンスは多くない。

しかし本書『自衛隊も米軍も、日本にはいらない』を読んでもらえば読者は講演会に参加するのと同じ納得感が得られる。

参院選の結果、改憲派が衆参とも3分の2以上を握る待ったなしの状況だが瀬戸際に立たされている国民の危機意識は全くと言うほど感じられない。

2022年10月13日　記

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