ならず者国家の脅威に対して先制攻撃で敵基地をたたくいわゆる自民党の言う敵基地攻撃能力とはどういうものかを私たちにバーチャルに見せてくれる映画だ。

トムクルーズの衰えを見せない演技は確かに見ものである。

前作「トップガンの続編」との触れ込みで興行収入も大きいと聞く。

自民党の小賢しい連中が敵基地攻撃能力保有をいくら反撃能力保有と言い換えても我々は騙されない。

そもそも敵の先制攻撃を受けたにせよ、受ける直前にせよ反撃する、は応戦する、であり戦闘(戦争)開始だ。

戦争の結果得るものは勝っても負けても失う犠牲に比べたら何物でもない。

敵に攻められる前に敵基地を攻撃するのにどんなに苛酷な訓練が必要で自衛隊が既に保有しているF35戦闘機と航空母艦まがい、がいかに重要であるかこの映画が見せてくれる。

いつぞや問題になった空自哨戒機への韓国海軍駆逐艦からの火器管制レーダー照射の意味をこの映画で初めて知った国民も多かろう。

攻められたらお終い、を胸に刻み絶対に攻撃されないようにすることしか私たちの平和や生命の安全を確保する道は無い。

武力強化による国家安全保障ではなく今回の円安を機に製造業の日本回帰、食料とエネルギー自給率100%を実現し、非戦・非武装政策を実現する道こそが唯一確実で犠牲を伴わない国家安全保障政策の在り方である。

このことを国民100%の共通認識にさせたいが昨日のNHK日曜討論を見ていると野党まで軍事力強化、軍事費倍増を認めた上予算措置をどうするか考えるべきなどとトボケタことを言っている。

これで与党、改憲勢力に勝てるわけがない。

こんな野党には、顔を洗って出直せと言いたい。

2022年10月24日 記

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