―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 故・安倍晋三元首相は国会答弁において120数回のウソをついたと言われている。

たった一回でも国民にウソをつくような首相はウソをついた時点で辞職すべきだと思うが、そんな嘘つき首相の内閣が歴代最長の政権だったとは、国会も国民も舐められたものだ。

程度の差はあれ、安倍内閣に続く新たな内閣になっても、ウソをつくことを含めて、政府がやろうとしていることや真の意図を国民に知らせまいとする態度が続いている。

あからさまではないが「百姓は由らしむべし知らしむべからず」と言う江戸時代の武士階級の民支配の手法を踏襲している。

しかし、これは当時の日本が鎖国をしていた時代の話だ。

今は、世界の各国と競争したり、協力したり、仲良くしたり、対立したりと多種多様な交流をしているのが日本の外交だ。

世界情勢の変化に加えて、予想し難い天災もある。

それらに対して、国家として臨機応変に対応して行くためには、すべての国民が国内外で起きていること、政府が行おうとしていることを知り、一人ひとりが高い判断能力を身に付けることが必要だ。

自らの政権維持のために国民を騙し続けてきたような自公連立政権に任せていては、日本の弱体化がどんどん進んでしまう。

こんな政治状況を変えたいなら、国民はいつまでも騙されるままのお人好し状態を卒業しなければならない。

2022年11月14日 記 小倉志郎

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