2022年も残り数日となった。

岸田自公政府は防衛力の抜本的強化と増税を決め日本の世界第3位の軍事大国化の動きを確定させた。

南西諸島のミサイル基地化は現地に行かないと緊迫感が伝わらない。

私は宮古島の自衛隊駐屯地と保良訓練場を現地に行き見てきた。

その際にラインで繫がった反対派の同志から「保良だより」が毎日、動画も交えて数十通送られてくる。

毎日、毎日基地反対闘争を続けている仲間の懸命な姿にじっとしていられないほどだ。

石垣島も与那国島も島民の反対運動を税金を使って分断した結果のミサイル基地建設だ。

与那国島の人の話を伝えるドキュメンタリ―映画によると自衛隊基地建設に先立ち佐藤正久元外務副大臣、現自民党外交部長(髭の隊長)が数年以上前から暗躍して地元町長以下キーマンに交付金(税金)をちらつかせて基地反対派を分断する工作を続けてきたらしい。

元自衛官がなんと外交で平和を作るのが本務の外務省の副大臣経験者で自民党の外交部会長とは驚く。

自民党総裁=首相の言う「適材適所の人選」とはこの程度のものだ。

東日本大震災慰問の出前音楽会で青森県三沢基地を訪ずれたが基地周辺は彼と安倍が並んだ選挙ポスターで溢れていた。

佐藤正久は参議院全国区比例だから全国の防衛省・自衛隊関係者の票を集めているのだろう。

南西諸島の沖縄県民を敵基地攻撃容認で生命の危険に晒しておきながら島民の命を護るための基地建設と嘘ぶいている。

日本は世界で唯一、憲法を変えずに直ぐにも非武装を実践できる。

日米安保条約も米国の同意がなくても一方的な通告により1年後には廃棄できる。

そうすれば日本は世界に先駆けて非武装中立を実践する経済大国になる。

ウクライナ紛争、台湾有事、北朝鮮の脅威はいずれも本来日本の安全保障とは全く無関係である。

我々は衆愚といわれないよう政府・マスコミの悪だくみのある洗脳・宣伝に騙されず世界情勢を冷静かつ賢く判断しよう。

こんな時こそ日本が世界に先駆けて非暴力による平和を実践して見せる絶好の機会だ。

(文中敬称略)

2022年12月28日 記

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