―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文引用―

 今、「政府の政策は民意を反映していない」と言う声が盛んに上がっている。

集団的自衛権行使容認、自衛隊・米軍基地新設、軍備増強、福祉予算の削減、増税などを見ればそれは事実だと思う。

ところで「民意」とは一体何なのだろう。

政府から言わせれば「選挙において有権者の投票によって国会議員が選ばれ、その国会議員によって政府がつくられたのだから、形式的には、政府の政策は民意によってつくられている」となるだろう。

一方、国民一人ひとりの望みは個性的で決して同じではないから、民意も多様多彩であるはずだ。

政党や労働組合の幹部の考えや意志だけが民意ではない。

国政選挙では候補者名を書くだけだから、個々の民意を反映することは無理だし、昨今の投票率の異常な低さから見ても、選挙の結果に民意が十分に反映されているとは言えない。

だとすれば、政治に民意を反映させるためには一工夫が必要だ。

そこで民意反映の有効な手段の一つとして「一人デモ」による民意(意思)の表示が登場だ。

お金も無く、権力も無い私が6年半以上もほぼ毎日実行できたのだから、誰にでもできる。

プラカードには自分にしか書けない個性的な政治的な意見をストレートに書けるし、文の表現も自由で、これこそ民意そのものだ。

「沈黙」や「お任せ」で自分の意思を表示しないのは、自公政権の悪政の共犯者と言いたい。

2023年2月7日 記 

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