3月5日(火)はアメリカ大統領選挙最大の山場スーパーチューズデーだ。
予備選挙、党員集会が15の州で民主、 共和それぞれ一斉に行われた。
結果は共和党はトランプがミッキー・ヘイリー候補を破りほぼ共和党の候補者になることが確定した。
しかしトランプはコロラド州で選挙資格を巡る裁判が残っている他にも国家反逆罪、マル秘文書の自宅への持ち帰りなどの罪で告訴されているので今後何が起こる分からない。
民主党はバイデンが候補者として指名されることは間違いない。
しかしニッキーが途中で立候補を降りずにトランプとバイデンの二人を名指しで彼らを候補とすることは尋常ではないと言い続けて居る。
今後残されているのは敗れたニッキー・ ヘイリーの支持者の票が誰に流れるかだ。
日本の一部で期待を集めている無所属のロバートケネディージュニア候補だがCNNなどを見ている限り全く話題になっていない。
バイデンは高齢である事と今回のガザ紛争の対応を巡りかなりの支持を失っている。
トランプはこれまでの言動に加え訴訟を抱えながらの出馬でありどちらも有権者の絶対的な支持を集めているとは言い難い。
私は共和党でも民主党でもないIndependentのケネディー候補が浮上することを願っているのだが。
過去には無所属の候補が大統領に選出された例もある。
アメリカ大統領選挙は11月4日だから選挙戦は延々と続く。
これに対し日本の首相を決めるカギとなる国会議員の選挙期間はあまりにも短か過ぎる。
政権交代のため護憲勢力の間で候補を一本化できないなら各選挙区で護憲野党候補を一堂に集めて予備選挙を実施し最高得票候補を統一候補にすべきだと私はかねがね提唱している。
2024年3月7日 記
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