一昨日石垣市民会館で講演を行いました。

沖縄県議選挙の結果は知事支持派、辺野古新基地反対派候補が予想外の苦戦。

投票率が悪天候とはいえ45%台と低く残念な結果です。

当日は夕方まで石垣島を1周して戦跡を訪ねました。(写真参照)

講演会は午後6時半から30分間のミニコンサートでスタート。

私は持参したアルトサックスで復帰前に日本ではやった流行歌の「黒い花びら」「夜霧よ今夜も有難う」などを演奏しましたが、沖縄の人が水原弘を知っているのに驚きました。

あの頃の沖縄は米軍施政下にあって沖縄から日本に行くのも、日本から沖縄に行くのもパスポートが必要な時代です。

復帰してから5月15日で52年、日本国憲法の下で軍隊の無い平和な暮らしを、と願った沖縄県民の期待を我々は裏切り通しです。

昨日6月23日は沖縄慰霊の日、私は石垣島のバンナ公園で開催された慰霊の式典に参加しました。

毎日テレビはひめゆり部隊の生きのこりの女性たちの証言映像を毎日流していました。

彼女たちが野戦病院看護婦として駆り出され学業放棄するまでは現代の女高生と同じごく普通の学生生活、日常生活を送っていたことがわかります。

今更のように、平和が一瞬で戦争に変わる現実。

今の自公政権の下では間違いなく明日の日本の姿です。

沖縄戦の悲劇から何も学ばない愚かな

保守政治家と騙される私達国民。

講演では遅くとも来年中には自衛隊を戦争(殺人破壊)準備部隊から災害救助を主任務とする人道支援部隊に衣替えするつもりと熱く話しました。

そしてこの目標は次期総選挙の投票率が70%を越えれば容易に実現する、

とも。

質疑応答では非武装に対する心配の声も聞かれましたがその懸念がいかに不要であるか、真の平和を願うなら県民一致の意志を総選挙の結果で示すしかないと繰り返しました。

当日用意した「新版自衛隊も米軍も、日本にはいらない」は完売しました。

何棟も慰安施設が建っていた日本兵用慰安所跡地(川平)

海軍の特攻艇が隠されていた壕(川平湾)

市内新栄公園にある憲法第9条の碑、背後で平和の鳩が支えている

2024年6月24日 記

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