昨日与那国から帰り5日間の八重山行脚を終えました。

23日に与那国島に移動して24日に島の暮らしを守りミサイル要塞化を阻止したい人々を前にミニコンサートと講演会を開催しました。

牧畜を営む元町議会議員や民宿経営者、島への移住者など10名ほどの集まりでしたが皆さんから真剣に島の実情を説明してもらい熱い議論を交わしました。

人口1700人の与那国島に300人もの自衛隊が家族連れも含めて駐屯しています。

豪華な自衛隊家族寮と対照的な古めいた町営住宅が並存していました。

2016年当初は人口過疎の町に若者が300人以上島に来てくれることに期待して誘致に賛成した町民もいたようです。

しかし急速に進む島のミサイル基地化、土地規制、巨大軍港建設の話しが進み自衛隊誘致を悔やむ住民も増えています。

しかし有権者の3割以上が自衛隊関係者と言う状況で反基地を貫くのは容易ではないとの事。

台湾から110キロ(ほぼ東京と熱海)しか離れていない与那国は時差で日本より1時間遅い台湾とほぼ同じ位置ながら日本時間の為、日はなかなか暮れず夜明けは遅く感じる初体験をしました。

24日は中国脅威論を信じる町長に面談を申し入れましたが自見内閣府沖縄及び北方対策担当大臣の来町とぶつかり会えませんでした。

代わりに教育長と面談し新版を2冊渡して町長にも献本を依頼して去りました。

偶然帰りの石垣島行きの飛行場で町長と一緒になったので挨拶をしてしばし立ち話をしました。

14世紀まで縄文時代のように自然で牧歌的、平和に暮らしていた島が今では過疎化がすすむなかで町長はじめ町議会はお金の力と中国脅威論でねじ伏せられている格好です。

次期町長選挙では基地反対派の候補を立てて当選させるよう集会参加の町民の皆さんに働きかけました。

自然豊かな島の住民を分断し基地の島にする防衛省、自公政府を僕は絶対に許しません。

与那国島東埼の立神岩

与那国島、異様な監視用レーダー群

2024年6月26日 記

\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/