―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―
7月13日(日本時間14日)に演説中に銃撃を受けたトランプ氏は、15日(同16日)に米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された共和党党大会で、大統領選挙の党候補として正式に指名された。
銃弾は右耳を貫通しただけで頭骨内には届かなくて助かった。
SNS上でのジャーナリストの話によれば、「狙撃者が引き金を引いてから銃弾がトランプ氏に届くまでの約0.3秒の間にトランプ氏が顔を会場のディスプレーの方向に回転させる動作をしていなければ、銃弾は頭骨に侵入し確実に死亡していただろう。
これは神のなせる業だ」と。
即ち、0.3秒間の2人の人間の行動にほんのちょっとのずれがあったら、トランプ氏はこの世から消え、共和党も代わりの候補者を誰にするかで大混乱に陥っていただろう。
それは米国の政治を大混乱させ、その混乱は世界の政治にも及んだだろう。
つい先日(7月4日)には、日本の護衛艦が「技術的ミス」(日本政府の回答)により中国の領海を航行し、中国から警告を受けたばかりだ。
今回は警告だけで済んだが、もしも、中国軍と自衛隊のどちらかの兵士の「ミス」により発砲があったら、武力衝突になりかねなかった。
そうならなかったのは「神の加護」だろうか?
米国の政治の動向も日本の平和維持も今は「神頼み」状態である。
少なくとも日本においては、誰がどんなミスをしても絶対に戦争に巻き込まれないように憲法第9条の非武装を実現しなければならない。
2024年7月17日 記
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