―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 昨日はかかりつけの歯科医に行き、帰宅するまで約1時間、横浜駅界隈を歩いたが、次から次へと「ヘソ出しルック」の若い女性とすれ違った。

いつから始まったか覚えていないが、最近は周りを見まわして「ヘソ出しルック」が一人もいないことが無い位流行っている。

後期高齢者の私からすれば「羞恥心が無いのか!」と言いたくなる。

羞恥心と言えば、脱原発運動や護憲運動の同志たちからは、私が実行し、推奨している「一人デモ」に関して、「私は勇気が足りないからまだできない」と良く聞く。

やはり、人前で目立つ「一人デモ」は恥ずかしいのだ。

昨日は、私の周囲が「ヘソ出しルック」だらけなのに、「一人デモ」をする人には一人も出会わなかった。

同じ恥ずかしい姿なのにこの違いに内心「悔しい」と思わざるを得なかった。

ジャーナリズムが弱体化している日本において、国民が大切な情報を共有化するのに貢献し、ひいては脱原発や戦争回避に役に立つ「一人デモ」である。

1年位前には地下鉄の中で高校生のグループから「恰好いい!」と言われたこともある。

そう、「一人デモ」は世の中に役立つと同時に格好も良い、

一石二鳥のルックなのだ。

しかも、若い女性に限らず老若男女誰でもできる。

「一人デモ」が「ヘソ出しルック」と同じくらい流行ることを祈っている。

2024年7月27日 記

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