―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―
一昨日朝(2024-07-31,09:14)の聯合ニュースが「韓国海軍の艦艇が誘導ロケット弾を誤発射 『被害なし』」という記事をネット上で報道した。
「誘導ロケット弾」とはミサイルだ。
韓国海軍の発表は7月30日。
「ロケット弾は朝鮮半島東の海に落ち、被害無し。
整備担当者のミスが原因であり、『安全指針が守られなかった原因を分析し、再発防止策を講じる予定』」と。
警官のピストルの誤発射ですら、人命にかかわるので大問題になる。
まして、ミサイルの誤発射となると、軍隊同士の戦闘になりかねない重大な問題だ。
たまたま今回は「被害なし」だったが、「良かった」で済ませてはならない。
なぜなら、日本の自衛隊も大量のミサイルを装備しているからだ。
自衛隊も人間の集団であるから、ヒューマンエラーがゼロではあり得ない。
いつか同様の誤発射があると覚悟をしておくこと、及び、それが戦争に絶対発展しないための対策を考えておくことが必要だ。
それにしても、不可解なのは、これほど重大な問題なのに、日本のメディアが追跡取材をした報道をしていないことだ。
やはり、こんな心配をしなくて済む一番良い方法は、憲法第9条に書かれているように、非武装を貫くことだ。
原発を並べた日本を軍備で守ることは不可能なことは何度も述べたが、それどころか、軍備こそが戦争の原因になる可能性があるのだ。
2024年8月2日 記
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