昨日79回目の広島原爆忌をTV中継で見ました。

広島と長埼の原爆忌には僕も10年以上前に参列しました。

ロシアを招待せずにイスラエルを招待したことに怒りを覚えながら松井広島市長の挨拶を注意深く聞きました。

松井市長や湯崎県知事の演説はそれなりに政府の安保政策への批判も織り交ぜ被爆地の首長らしい内容でした。

しかし登場した岸田首相の挨拶は一見もっともらしい原爆犠牲者追悼演説に聞こえますが当たり障りのない口先だけの薄っぺらな内容です。

僕から見たら年齢が1回り以上離れた末弟のような岸田首相。

“君はその気になれば何でもできる首相なんだよ!

そんな地位におりながら一体何をボヤボヤしているんだい!

広島出身の代議士として恥ずかしくないのか!

いい加減にし給え!

とテレビに向かって叫ぶ僕でした。

色々屁理屈を並べて核兵器禁止条約に反対し、オブザーバーとして会議に出席することも拒否。

拡大抑止力とか言って核兵器への依存を強める話し合いをアメリカでしてきたコンプレックスの固まり首相。

こんなレベルの政治家が日本の政治を担っている限り、スピーチを丸暗記した将来ある小学6年生男女が

「このままで良いのでしょうか」

「願うだけでは平和は訪れません」

といくら叫んでも核兵器廃絶も日本の平和も実現しません。

日本が憲法第9条を実現し一切の軍隊と殺人破壊兵器を放棄する決断をしない限りこの先何百回原爆忌を繰り返しても核兵器の脅威や戦争の不安はなくならないでしょう。

それどころか自衛隊・米軍基地や核発電所所在地で新たな原爆忌??

百回目の原爆忌の前に日本は人の住めない廃墟になり果てているかも。

2024年8月7日 記

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