8月15日に東京ボランティアセンターで60名ほどの参加者を集めて開催されました。3人のパネラーのトップバッターは新進気鋭若手女性弁護士で高校まで沖縄の三宅千晶さん。

沖縄島、先島諸島(宮古、石垣、与那国)で進められている自衛隊の大っぴらな新基地展開の様子を映像とともに地元出身者の迫力十分の解説を交えて紹介しました。

日本の軍事大国化がここまで急ピッチで進められていることをほとんどの日本人は実感していません。

もう「憲法第9条は在って無きが如し」「自衛隊は完全な軍隊」ですよ。

米軍も大っぴらに艦船を日本領海に展開しもう日米軍事同盟はかつてない進化を遂げ、日常的に共同実戦訓練が続けられています。

続いて堀尾輝久東大名誉教授が憲法とはどういうものか、のお話。

ご自身、長崎原爆の元々の投下予定地であった九州小倉ご出身で尊父は戦死された軍国少年であったと。

91歳を感じさせない力強い講演。

そもそも高文研から出版する手筈だった拙著「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」の出版が土壇場で某憲法学者の横やりで宙に浮いてしまった際に花伝社を紹介してくれた恩人です。

最後は私が登板し、いつものように

非武装中立日本の実現は明日にも可能であること、

なぜなら憲法に非武装にすべし、と書いてあること。

抑止力と言う名の軍事力には抑止力は全く無いこと。

丸腰でも攻められる心配は無用なこと。

今は民主主義の時代、男女18歳以上誰にでも選挙権があり江戸時代の封建主義や明治、大正、昭和20年までと違って政治家を私達が選べること。

それでも自公改憲派政権が長らく続く現実。

平和運動には徹底反省が必要なのではないか?

批判のホコ先を悪質な権力者に向ける暇にそんな権力者を選び支える私達市民の意識の低さに向けて意識を高めるべきでは?

などを述べて参加者の賛同を得られたと思います。

持参した本は即刻完売しました。

拙著を図書館で読んで感激し今日の講演会に私が話すことをネットで知ったご婦人が遠方から駆けつけてくれました。

これから今月31日(土)の新潟講演の準備を始めます。

2024年8月19日 記

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