東電がトリチューム汚染水の放出を開始したのが昨年の8月24日。

放水開始1周年を前にしてニューヨークの井上まり弁護士などが中心になって日本、アメリカ、マーシャル諸島などを結んで汚染水太平洋放出反対のインターネットセミナーが開催されました。

私は核発の専門家ではないですがニューヨークの友人からの案内があったので18日午前9時から10時半終了まで太平洋放出反対のインターネットセミナーに参加しました。

トリチュームだけでなく有害な放射性物質も含んでいる汚染水を処理水と言い募る東電と日本政府ですがどう考えても汚染水です。

いくら海水で希釈しても物質量は変わりません。

放水以外の選択肢があるのに東電と政府は検討すらしません。

汚染水が流れ着くアメリカの西海岸のオレゴン州のポートランド市の日本と米国の女性二人が司会と通訳を務めてセミナーは進行しました。

中身は当然ながら”汚染水を太平洋に流すな!”です。

お一人カリフォルニアのバークレーの日本人女性がこんな発言をしたのを聞いて私はヤッパリそうか!と怒りがこみ上げました。

バークレー市に住むそのご婦人は福島と対岸にあるバークレー市議会に働きかけて汚染水の海洋放水反対決議案を提出させたところ4人の議員は反対決議に賛成したそうです。

しかし5人が棄権し議長は棄権を反対にカウントして否決したと。

その5人の市議に日本の大使館筋から反対するように圧力がかかっていたと。

その件について確認を求めたが誰も答えなかったとの事です。

ワシントンの駐米日本大使館からの圧力かサンフランシスコの日本総領事館からの圧力かは不明との事。

皆さんこれが自公政府、外務省の姿です。なんとひどく、情けないことよ!

2024年8月21日記

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