―東大授業料年10万円上げ来年度入学から(9月11日の東京新聞)―

来年度から2割値上がりして年間授業料は

64万2960円との事、

驚きです。

僕の学生時代(1962年~66年)の年間授業料は9000円でした。

東大の授業料が都立高校の月謝(確か月額900円)より安かったことを覚えています。

東大の素晴らしさは貧乏な家庭の子弟でも実力さえあれば安い授業料で最高の学問を学べるところにありました。

母子家庭の僕は2年時から9000円の授業料も免除してもらいました。

お金持ちの子弟は月謝は高くても比較的簡単に入れる慶応や早稲田大学に行けばいいのだし貧乏な僕にとって国立大学はありがたい存在でした。

当時の大学進学率は17%くらいでしたが大学に行けたのは月額2千円の奨学金と家が通学圏内にあったためです。

それが今や塾、予備校に通えて高額の授業料を払える金持ちの子弟しか東大に入れないとは!

自民党政府の国立大学制度廃止など近年の教育軽視はひど過ぎます。

歴代自公政権は教育費を削って税金を防衛費に手厚く回していますが,

これこそ日本衰退の大きな原因と思います。

基礎研究をおろそかにしてアメリカの真似をして軍産学複合国家に向かわせている安倍、菅、岸田政権(皆私立大学出身)は最悪でした。

国民の賃金は伸びず新しい資本主義とか資産所得倍増プラン、新NISAとか貧乏な国民を更に貧乏にする政策ばかり。

期待外れの3年間(同日の東京新聞)でした。

僕は思います。

日米安全保障条約は日本が戦争に巻き込まれる危険を保証する日米危険保証条約、自衛隊はアメリカを防衛する米衛隊です。

本当の国民の安全保障というなら非(不)戦・非武装、脱核発、ジャイロによる国際人道貢献、そして食料自給100%化と何より大切な教育費の無償化を優先すべきです。

来週21日土曜日に埼玉草加で非武装中立の講演会を実施しますのでお近くの方はどうぞ。

ミニコンサートで僕は演奏したり歌ったりもします。

2024年9月14日 記

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