一昨日海上保安庁は遭難転覆事故の責任を追及し知床遊覧船の社長を逮捕したと。

事故直後にも書きましたが、この多数の死者行方不明者を出した事故の責任を観光船会社に100%押し付けました。

北海道を管轄する第一管区海保には海難救助用のヘリコプターも航空機もあります。

冷たい海に5時間以上も放り出されたままの乗船客は海保の救助活動の遅れもあって全員助からなかったのはご遺族にとり、大変お気の毒なことでした。

自公政権は尖閣諸島付近の中国の動きの監視用に多くの巡視船を石垣島付近に派遣しており海上警備海難救助への体制が手薄になっている背景も無視できません。

先日石垣島に行きましたが港に10隻もの海保の巡視船が停泊中でその異様な光景にビックリしました。

下の写真は6月22日に石垣講演会の前に僕が撮影しました。

新婚旅行等で知床観光を楽しみにしていた観光客が既に決めてある旅程を変えられず予定通りに観光させて欲しいと言い、せがまれた船長がその希望にこたえざるを得ず出港した、という関係者の話もありました。

海難事故は必ず起きます。

事故現場に直ぐに急行して救助する役目の海保巡視船を海上自衛隊の配下の組織として軍事目的に使おうとしている自公政府の対中国包囲網作戦の犠牲になった面も確実にあります。

今回の事故の背景をうやむやに責任を100%観光船の社長に押し付けるやりかた公正さも納得性もありません。

潜水艦絡みで川重との汚職にまみれている海自はいりません。

海保を本来の海上警備と海難救助に特化させるべきです。

ありもしない脅威に備える防衛を重視するあまり国民の生命を軽視する自公政府は即刻、野に下ってもらうしかありません

明日の草加での講演聴講と会場で販売する

「新版自衛隊も米軍も日本にはいらない」5刷りのご購入を宜しくお願いします。

2024年9月20日 記。

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