昨日僕は草加市で初めて講演しました。
途中交通事故現場を通過し草加市勤労福祉会館に開演ギリギリに到着したため準備時間もなくスタートしました。
最初の30分はミニコンサート、講演1時間そして質疑応答1時間。
ミニコンサートでは私のアルトサックス演奏と歌で戦後のヒット歌謡曲などを聞いてもらい曲にまつわる社会問題、世相を語るいつもの進め方でしたが今回初めての経験をすることに。
これまでは9条の会など高齢者の集まりばかりだったため演奏する曲は高齢者なら誰でも知っている曲中心。
私はいつもの口調で「お若い皆さんは知らない曲と思いますが」と冗談。
ところがこの冗談が全く受けないのです。
講演会も終盤になり参加者の面々を良く観察したら、かなりの参加者がほんとに昭和30年代の演歌など聞いたことがない若者だったのです。
労組が共催の休日の講演会ですから現役の若い組合員がいるのは当たり前で僕の事前調査不足でした。
「自衛隊も米軍もいらない」についての質問の多くは高齢者からの非武装の実現可能性でした。
僕の、丸腰でまったく心配不要の理由を説明した回答、「非武装中立は現実的というより憲法の要請である」に皆さん納得の様子でした。
締め括りの挨拶で子供たちに平和教育をした経験を語った若い弁護士さんが「日本は外国から攻められないように自衛隊を強くしなければいけない、核兵器を持つべき、という子供がいた」と聞いて僕はおどろきました。
防衛省はホームページで防衛白書の子供版をオンラインでも載せています。
そんな政府の子供への自衛隊礼賛教育に対抗して子供のための平和教育を早急に進める必要があります。
2024年9月22日 記
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子どもへの平和教育は、大切ですね。
私は、子どもや若者に対しては、「あなたは、国から戦場へ行け」と言われたら行きますか、と問いかけています。
理由は、理屈や抽象的でなく、体感的な具体論の方が、戦争を知らない世代には訴求力があるからです。
次に、「武器は、人殺し破壊道具と称するのが正確な表現ですよ」と言います。作文には正確な表現を使いましょうね。
更に、「国内では人殺しは、極刑に処せられるのに、戦場では英雄になる」、これで良いのですか。
以上のように、具体論で会話をしています。
RBCで9月18日に放映された「池上彰と100人の大学生」という1時間余りの番組でを見ました。貧困や基地や南西シフトや観光などのテーマでよく出来ていましたが、中で、基地はもっと強化して核兵器も持った方が良いという女子学生がいたり、対してアメリカの脅威を言う人は皆無で、防衛力を補完してもらってるなど、テレビなどの報道そのまま鵜呑みにしていた。報道統制は始まっている。