―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―
一昨日書いた「沖縄は独立すべき」にSNS上で早速コメントを書いてくれた人がいる。
独立には基本的に同感してくれたものの「でも、経済や外交など、課題も多そうですね」と懸念されている。
ならば、この懸念を払拭して、独立論をサポートしてもらいたいと思う。
経済に関しては、農業・畜産・漁業など一次産業で十分自給自足を達成できる。
贅沢を望まなければ生きて行ける。
美しい海に並ぶ島々からなる沖縄の最も有力な経済力は観光事業だろう。
地理的にはロシア、朝鮮、中国、東南アジア、太平洋諸島、オーストラリア、そして日本のどことも直線的に繋がる位置にあり、いわゆる「ハブ港」として繁栄することもできる。
外交に関しては、145年前に日本に併合されるまでは独立した琉球王国として独自の外交を長い間行って来た実績がある。
沖縄の人々が外交能力を持っていることは確かだ。
27年間の努力の結果、1972年に日本の施政下に戻ったが、その後の52年間、日米両政府への基地返還要求の努力に反して、米軍基地返還の時期は不明のまま、それどころか、新たな戦時に備えるために沖縄全体が巨大な日米共同の要塞化の様相を示しているのが現状だ。
もう、日米両政府の政策変更を要求してきた52年間の経験を踏まえて、独立達成へ方向転換することが、戦争を再体験しないための確実な方法だと私は信じる。
2024年9月23日 記
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