先週、長崎県佐世保の同志から2年ぶりにメールがありました。

2年前石木ダム建設反対闘争を長らく続けている人たちを応援に行った際に現地でお世話いただいた方です。

―メ―ル一部引用―

毎日、自衛隊、米軍の艦船がいやでも目に入る佐世保に住んで、軍事に税金が使われるのは無駄の極みであり、百害あって一利なしと常々考えている一方で、この現状になれてしまい諦めが先立つのも事実です。

そんな状況で、花岡さんのお考え、そしてご著書を思いだし、読み始めたら一気読みでした。

花岡さんのお考えに完全に同意します。

―引用終わりー

本書を読んだ皆さんは”これしかない”と共感してくれます。

アマゾンの書評で酷評する人たちは99%本書の中身を読んでいないでしょう。

残念ですが僕はHP(インターネット)による本書の拡販や世論形成効果に希望を失い始めています。

3千万人署名集めをするほど護憲派がいるというのに、このHPのアクセス件数は毎日200件程度と一向に増えません。

本書「新版自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を毎日HPで宣伝しているつもりですが販売実績は4年経っても目標10万部の2割にも届きません。

目標を掲げ必ず達成してきた元ビジネスマンの僕は自分自身の不甲斐なさが許せません。

自公による憲法破壊、日米軍事同盟深化で日本は戦争に向かって一直線です。

「継続は力」とか「微力だが無力ではない」「本が売れないのは世の中全般の活字離れのせい」など、ありふれた励ましの言葉は戦争勃発危機が迫る今、僕にとって何の慰めにもなりません。

ベストセラー本は書店に行けばたくさん並んでいます。

平和運動は微力では困るのです。

継続して運動を、とは、いつまでも目標が実現しない事実の裏返しです。

いくら頑張っているといっても成果があがらない運動は自己満足と言われても仕方ありません。

僕たちの運動の進め方のどこが足りないのか真剣に反省する必要があると思います。

政治家やマスコミをいくら責めても何にも始りません。

僕はリュックに本の宣伝を吊り下げて毎日一人デモを続け、時には街頭でチラシ配りもします。

全国で精一杯講演し、新聞に有料広告を載せ、

HPではユーチューブも活用しています。

政治家に献本するだけでなく僕達市民に向けて運動の拡散を訴えてきた結果がこれです。

これ以上に戦争勃発前に成果を出せる秘策があったら是非このHPにコメントください。

僕は今新しい企画「未来の大人に向けた平和教育」に取り組もうとしています。

毎日HPの記事更新に取られる時間が重い負担ですので勝手ながら2021年8月以来、3年1か月、小倉志郎さんと交代で1日も欠かさず更新してきたHPメッセージですが明日からは僕による不定期更新とさせてもらいます。

総選挙の投票日が10月27日で決まりの様です。

僕は地元の選挙区で立憲と共産党の候補者調整を必死に両党当事者に個人的に直接働きかけましたが努力は実りませんでした。

今回の選挙は僕の目標実現にとって最も重要な選挙です。

どうか自民党が大敗し立憲護憲野党が大躍進するように皆さんそれぞれの選挙区でご尽力をお願いします。

(注:HPはホームページの略)

2024年9月30日 記

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