昨日は講演会主催者のご厚意で熊本市内の陸上自衛隊健軍駐屯地、阿蘇山の火口、台湾の半導体大手TSMCの工場などを案内してもらいました。健軍駐屯地では戦争に備えて司令部を地下に建設する工事が進んでいます。

巨大な基地の周辺にはミニ装甲車が市街を走る姿もありこれが平和憲法9条を持つ国の姿にはとても見えません。
半導体工場は製造に欠かせない大量の水を阿蘇山を水源とする良質な地下水から取るそうです。

工場の汚染排水が市民生活にどんな悪影響をもたらすか皆心配しています。

基地周辺では日米軍事訓練に参加の為熊本に飛来しているオスプレーに反対する行動など様々な平和活動が実施されているそうです。

対米追随、経済成長一本やり自民党政治の悪夢です。
今回野党は大幅に議席を増やしました。

来月の特別国会で誰が首相に選出されるか?政権の枠組みはどうなるか?
僕が書いたように小選挙区制下では権力を握っている自民党の公認をもらえない候補者が大勢いて維新、国民民主、参政党などから出馬していますが皆大臣になりたい、権力を持ちたい人ばかり。
今は選挙公約で自民党の裏金脱税を追及し当選したばかりなので連立参加の呼びかけがあっても否定しています。
連立を組む公明党もそうでしたが戦争法でも秘密保護法でも一応反対しますが大臣ポスト、自党の政策への協力を引き出すための条件闘争です。

結局すべて自民党案丸飲みしました。

同じことが今回の首班指名で誰を指名するかの選択で起こります。

疑似野党の動向に注目しましょう。

彼らは権力を握る側が誰かを見極めて結局権力側に着きます。
志ではありません。

今のところは一応自民との連立には加わらないと野党らしく振舞いながら結局は転ぶ?
今後の動きで疑似野党の化けの皮が剥がれます。
僕は二大保守政党ができてしまうことを一番恐れます。
そうさせないためには今回当選した立憲護憲野党の議員に僕たちの平和の願いを実現するよう働きかけ続けるしかありません。
今日は長崎の原爆資料館などを見てから夕方下関に向かい気鋭のマスコミ「長周新聞」を訪ねて帰京します。


2024年10月29日 記

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