かつて護憲野党と言われた民主党から小池百合子都知事が立ち上げた希望の党にどっと民主大移動(民族大移動ではない)が起きました。

この時、希望の党に移った細野さんは自民党、前原さんは維新、玉木さんは国民民主、といずれも改憲政党の仲間入り。
憲法改悪を主張する党から公認され今回の選挙でも堂々と当選。
彼らは何を目指して政治家になったのか、有権者は何を期待してこの人たちに投票したのか?
僕たちに一番大事なのは平和な社会、僕たちの大切な命といつもと変わらない日常生活を守る戦争のない日本を実現することでしょうに。
護憲野党のなかに隠れていた改憲派議員が保身から正体を露わす政治の現実。

枝野さんが立ち上げた立憲民主党は今回党勢を多少盛り返しましたが戦争推進勢力に親和的な野田さんが代表のおかげとも。
自公に対して政権維持の決定権を握ったと持ち上げられる国民民主(旧民主党)の正体を見届けましょう。
ツイッターを見ると憲法改正(悪)の国民民主に賛成、反対色々な意見の有権者がたくさんいることがよくわかります。
昨日は半日以上長崎に滞在し山里小学校、永井隆博士の旧宅、爆心地公園、浦上天主堂、原爆資料館などの原爆遺構を見て回りました。

爆心地に近い山里小学校では当日の在校者32人のうち校長以下職員26人、用務員2人が死亡、生存者はたった4人、児童1581人のうち1300人が自宅で亡くなりました。

涙、涙、涙。

浦上天主堂の被爆した鐘、原爆資料館などを回り人権を虫けらのように扱う戦争の非道を自分ごとと考えられずに、あたかも人間の命より大切で守るべき価値があると思いこんでいる僕から見れば愚かな戦争推進勢力、改憲政党支持者がまだ大勢いる現実に僕は怒り狂います。
帰途下関に行き週3回、4ページ新聞を発行している長周新聞本社を訪ねて編集員2人と懇談しました。
下関から全国に向けて政権に忖度しない記事を発信する異色の新聞社です。

数か月前に拙著「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を半ページ以上割いて紹介してくれた新聞です。
面談した女性記者TFさんは記者兼配達員兼集金人の何でも屋記者。
集金配達の仕事も世論を引き出す貴重な情報源と語る笑顔の明るい記者です。
大手マスコミの記者に彼女の爪の垢を飲ませたい気持ちで博多空港に向かいました。


2024年 10月30日 記

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