今年4月に来日の折、東京本郷のコスタリカに学ぶ会にも参加されたMieko Craigさんから

のお便りを全文掲載します。

ー以下引用ー

ご無沙汰しています。と書いて、私は1日おきに花岡さんにお会いしている気分です。

ピースアゴラを毎晩開けるのが日課です。

ニューヨークの国連で国連総会が開かれている今日、「ネタニヤフを逮捕しろ!」のスローガンでパレスチナ・サポートの大規模なデモがありました。

42丁目と五番街のニューヨーク・ライブラリーの前で集会、その後国連まで行進しました。

ライブラリーに行く前に、紀伊國屋書店に寄りました。

そして花岡さんの御本がちゃんとあるか、を

確認に行きました。

ありました!立てかけと、平積み。多分、コンスタントに売れているのではないでしょうか。

立てかけと、平積みだから。(写真を見てください)

ここからデモのことになります。

私はこのようなデモにはほとんど参加しています。

そして国連に向かって歩いている間に頭に上ったことがあります。

多分、昨日の、ピースアゴラの花岡さんの「いつまでたってもダメな私(達、有権者)」を読んだからでしょう。

もし日本で、もしかして戦争になる!というような事態が迫ってきた時、アメリカの人達なら当たり前と考える大規模なデモは起こるのだろうか、ということでした。(イラク戦争の時のデモは大型でした)

私はここニューヨークで、私より15歳、20歳くらい若い人たちから、「今日の日本では、友達の間で、学校で、職場で、政治の話はしない、むしろタブー。政治の話をする人はダサイと言われるのよ」それを聞いて仰天したことがあります。

アメリカでは、小学校で、担任から「貴方のお子さんは社会のことについて、政治について、何も知らない。

お宅では家族でそういう話はしないのですか?」と聞かれ、「するように」と言われます。

今の日本はまず底辺からの改革が必要のように思います。

あるいはいっそ、鎖国したほうが良い。

日本は高い文化レベルとそこそこの経済力もあり人々の質は高くほとんどの国に比べてCrime Free(編者注:犯罪が少ない)であり主要なトップの国と言えるでしょう。

世界で主要なトップの国々はさらに軍事力を強めようと争っているそんな世界情勢の中で、主要なトップの国の一つである日本が非武装中立にすると言うのです。

自衛隊は地球規模で活動する災害救助隊にして

米軍には母国に帰ってもらう。

軍隊は持たない。非武装中立。

これ、世界の流れとは別の方向に進む、という意味で新しい鎖国と言えませんか。

申し訳ないけれど、コスタリカの非武装中立とは違います。

アメリカは日本を守ってくれる?

だってアメリカは同盟国だもの。

馬鹿な幻想はやめましょう。

日本は白人の国ではありません。

アメリカがヨーロッパを同盟国と言うのと、日本は’同盟国と言うのと同じではありません。

中国をやり込めたいと思っているアメリカの戦争に巻き込まれる前に、目覚めましょう。

時間はありません。美会子

―以上引用ー

ニューヨークの紀伊国屋書店の店頭写真(美会子さん撮影提供)

2024年10月2日 記

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