60年安保の前後、知識人の一部からも、なし崩し的解釈改憲論が出てくるようになると遠藤はことごとくこれらに対する反論を執筆しました。まずは遠藤より4歳年下で憲法調査会会長高柳賢三【1887年~1967年】東大名誉教授に対する反論から引用します。―引用― 高柳氏の言われる 『国際紛争を解決する手段として…
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60年安保の前後、知識人の一部からも、なし崩し的解釈改憲論が出てくるようになると遠藤はことごとくこれらに対する反論を執筆しました。まずは遠藤より4歳年下で憲法調査会会長高柳賢三【1887年~1967年】東大名誉教授に対する反論から引用します。―引用― 高柳氏の言われる 『国際紛争を解決する手段として…
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遠藤はフランス大使館付き武官としてフランス駐在中の1927年6月ジュネーブで開催された米英日3国海軍軍縮会議に杉山元(はじめ)少将(のちに元帥陸軍大将、終戦直後に自決し国防婦人会会長だった妻も後追い自決)の補佐として参加。 フランス陸大在学中にオーストリアの政治学者クーデンホフ・カレルギーの汎ヨーロ…
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遠藤三郎元陸軍中将は陸軍士官学校26期、フランス陸軍大学卒、参謀本部、陸軍航空士官学校長などを経て最後は東条英機大臣(首相兼務)の下で軍需省航空兵器総局長官を務めるなど南方での戦場体験も併せ持つエリート軍人でした。 その遠藤が戦後、一転して非戦平和論者に転向するのです。朝鮮戦争勃発後1950年12月…
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僕は本書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」で地元の偉人、元陸軍中将遠藤三郎を取り上げています。 自衛隊が1954年に生まれて以来防衛庁が防衛省にかわり何人も防衛庁長官、防衛大臣が生まれていますが戦争、戦場については未経験の素人ばかりです。 終戦時、陸軍中将は400名ほどいましたが遠藤三郎ほど素晴ら…
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専守防衛の自衛隊なら認めても良い、とか自衛隊を警察予備隊に戻せばよい、などと仰る9条の会の方が大勢います。僕は本書の「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」の中で、ひとたび軍事力を抑止力と認めたら最後、際限なく軍備拡張が進むと書きました。最初から軍事力の抑止力効果を一切認めない事しか恒久平和の道はないと…
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「海上保安庁の乗組員(国土交通省の公務員)が攻撃的な領海侵犯者に対して1発でもピストルを撃ったら相手が敵軍だった場合には明らかな戦闘行為と見なされて戦争に発展しかねない」との趣旨の芦部東大教授の論文を読んだ人から僕に質問がありました。 だから海ガード(防災平和省の公務員)はどんな場合でも一発も銃を発…
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