今回の衆議院選挙の投票率は53.85%と安倍1強時代の2014年と2017年の総選挙に次ぐ低さだったようです。
僕の地元の埼玉県は戦後最低の51.14%でした。
有権者の約半分しか投票しないことであり、戦前の男子しか投票権の無かった時代、男子が全員投票し女性が誰も投票できなかった時代と結果は同じようなものです。
日本の学校では主権者教育が不十分と言いますが、選挙が近づいたらすべての小中高の学校で教師は生徒にいずれ選挙権がもらえるようになったら必ず国民の権利として投票するように、と授業で教育すべきでしょう。
現行の選挙制度は小選挙区制や供託金問題など問題は多々ありますが、僕は投票率を上げる現実的な方法を二つ提案したいと思います。
是非皆さんの力でこのアイデアを普及して世論にして日本でも導入しませんか。
1) 水曜日投票制:投票日を現在の日曜日から平日の水曜日に変更しその日を選挙のための公休日とする。(韓国方式)
投票日の日曜日を挟んで連休を取って遊びに行き選挙を忘れたり棄権することを防ぎます。
期日前投票があるにはありますが投票所が市町村役所となるため遠くて不便と言う有権者が多いし平日の勤務疲れで日曜日は寝て居たいという若者も多いようです。
2) 2回投票制:小選挙区内で1位の当選者の獲得票数がその選挙区の全投票数の過半数未満の場合は1位と2位の候補者で決戦投票を行う。(フランス方式)
1回目の選挙が次点以下の候補者の予備選挙と同じ効果を持ちます。
1回目の投票で2位以下の候補に投票した有権者が2回目の投票で棄権せずに2位につけた候補者に次善の候補として投票すれば、結果として逆転することもあるし、死票が減って民意が反映されやすくなります。
どちらも法律を変えるだけで区割り変更もせずに直ぐに実施可能、お金は余分にかかりますが、結果に民意がより反映されるので任期途中の解散総選挙は減り選挙の回数は返って減る可能性さえあります。
ここにあげた制度の導入で投票率は確実に上がることは韓国とフランスで実証済みです。
2024年11月2日 記
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