ピースアゴラの仲間、元東芝原発技術者の小倉さんは福島原発事故の起こる4年前(2007年)から「原発を並べて自衛戦争は出来ない」のタイトルで、ひとたび原発事故が起これば自衛隊も米軍も無力なことを情報発信しています。

核発(原発)という敵に引き金を握られた核兵器を沿岸に54基も並べている日本を守ることのできない軍備に税金を使うのは全く無駄であり軍備不要であると。


れいわ新選組から出馬して落選した伊勢崎賢治氏は選挙で日米地位協定の見直しを主張し、小倉さんと同様、原発は軍事力で守れないと言っていましたが彼は残念ながらここ止まりです。
戦争はダメ、反戦、非戦、不戦を言う平和運動家は山ほどいます。

しかし僕も小倉さんもピースアゴラはここで終わらせず、だから自衛隊も米軍も日本にはいらない、まで言いきります。

軍隊は国民を守らない、軍備に使うお金があるなら教育や福祉に使うべきだ、と叫ぶ護憲運動もたくさんあります。
しかし、だから「自衛隊や米軍を無くして防災に万全な非武装中立国家をつくろう」とハッキリいう平和運動は僕たちのほかに聞いたことがありません。

もし自分達も同じ目標に向かって運動しているという方がいたら一緒に運動の輪を広げたいので是非ご一報ください。


誰も”すべての軍隊は不要”とハッキリ言いきらないのは皆さん、日本を守ってくれると信じて(騙されて)専守防衛の自衛隊、日米軍事同盟と米軍駐留を認めるからでしょうか。

自衛隊も米軍もこちらから戦争をしかけたりしないから安全とでも考えているのでしょうか。
この甘い考えは日本国憲法第9条が誕生した時の理念を忘れた平和運動の後退であり100%誤りです。

ちなみに僕は現憲法制定とほぼ同時に再軍備の準備を始めた旧陸軍残党の服部機関、旧海軍残党のY委員会の存在を知ったうえで述べています。
恒久平和と防災を全力で訴えるピースアゴラの主張を本書を手にして是非お読み下さい。
既にお読みの方は周囲に広げてください。
2024年12月17日 記

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