としをとる、としをとった、と言いますが実際は年を取るどころか年齢は増えるばかり。
僕は幸い健康を維持して2025年を迎えられそうです。
体力は50代の頃とさほど変わりません。
フレール(Frail, LとRの発音もうまくできないくせに下手な英語を使わず日本語で老人特有の虚弱、もろさと言え!)と言われますが僕には今のところ無縁です。
年相応になったと感じるのは世の中で起きていることが大概自分の経験知の範囲内で驚かず、
どんな政治家や評論家、教師や医者を見ても子供に見える事。
テレビ番組、特に年末、年始のお笑い番組、食レポ番組、大食い激辛食い番組など見ていると何を見てもつまらなく、ばかばかしいとしか思えない事ですかね。
日本は今、権力とカネにしか興味のないアメリカのポチ政治家に国を任せて戦争に巻き込まれる崖っぷちに立たされています。
なのに大方の国民が全く無頓着に見えるのは僕の年によるボケのせい?
野党も平和運動家も、自衛隊を世界有数の軍隊にする自公の2025年予算案に対して直接行動を起こすようにも見えずいら立ちます。
消費税減税も、課税所得最低額引揚も、累進税率強化も夫婦別姓選択制も、同性婚法制化も、再審請求手続き見直しも、すべて実現すべきなことは同感です。
しかしこれが野党の最大の主張でいいのですか?
30年の不況からの脱出も、国民にお金を配ることも勿論結構なことですが。
僕は政治家の一番の仕事は日本を絶対に戦争させない、しない国にすることだと思います。
菅原文太さんが生前、政治家の仕事は戦争しない事と国民を食べさせること、と言ったのはその通りでしょう。
命あっての物種、死んで花実が咲くものか?です。
今の政治(野党の政策)で一番欠けているのは、日本から軍隊をなくして戦争の不安のない日本を実現すること、国民の日常の平穏な生活を守るために災害に絶対安全安心な日本を実現することではないですか?
今年1年、できる限り頑張りましたが世論は相変わらず自公政府の「ミサイルで日本を守る、守る」のアリバイ工作に騙され、テレビのお笑い番組に興じて戦争の不安に無関心なまま終わりそうです。
2025年はピ―スアゴラの目標実現の年、参議院選挙の年でもあるので僕らはさらに精一杯、最後の奮闘を試みます。
非武装中立、恒久平和を願う同志の皆さんには健康で明るい良いお年をお迎えください。
2024年 年末 記
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同感です!
9条関係の方々や平和運動に関わる方々が、
「・・ほんとうに武器を捨てて 外国の基地を
撤去しなければならない・・」(詩人・栗原貞子)
と、憲法の原点にもどることを決心して運動
すれば、戦争を止める事が出来ると思います。