一昨日、三味線を一緒に稽古をしているニューヨーク在住のUさんから今一時帰国していると突然連絡が入りました。
そして昨日彼の友人三人と澁谷近くのタイ料理レストランで夕食しました。
4人の内訳は一時帰国の移住者Uさん、大手企業ニューヨーク支店駐在経験の男性Tさん、そしてタイレストランのオーナーでかつてニューヨークで芸能活動していた女性のWさん、私の他は皆お互い顔見知り。
4人の共通点は一時期ニューヨーク、マンハッタンの空気を吸った仲間と言うことです。
話題は色々飛びましたが私は日本の円高、円安に密接に関係しているJAL123便(自衛隊機による日航機誤射)の話から平和の問題について話をしました。
反応はあるような、ないような。
例によって拙著を紹介し購入を薦めてみました。
その反応はまさに今の日本国民の常識に添うもの。
一人はアマゾンで中古本を買う、と言いその他は沈黙。
僕が「平和」と口にしたら、今も日本で芸能御活動中のWさんは即座に「私も今の活動をしているのは世界平和のためです」と。
そこで拙著をもう少し詳しく紹介し自衛隊廃止を目指しているというと、今度は直ぐに
「自衛隊を無くしたら困るわね」と。
平和は望むところ、しかし自衛隊は今のまま、なのです。
Tさんは沈黙。
Uさんとはニューヨークでも政治の話をした仲ですが、本音のところは僕の意見に異論がありそう。
今の自民党政治に特に異議を唱えない日本人が大勢いることが改めてわかります。
自民党が世間から猛烈に非難されている中で鹿児島県知事だった三反園訓氏が自民党入りするという報道も、彼は世論が相変わらず自民党有利と見ているからでしょう。
僕たちの「今の危機的状況を知ってもらう運動」はまだまだ不十分なんですね。
2025年1月12日 記
\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/