コスタリカに学ぶ会の会員も参加したシール貼り投票の結果が僕のところに届きました。
今年新成人になったと思われる通行人中心に92名がシール貼りに参加したとのことです。
内、
女性 :学生・現役世代: 34名
男性: 学生・現役世代: 53名
僕の関心の深い以下の質問に限ると
1) 日本が戦争に巻き込まれる心配があると答えたのは 新成人女91.4% 新成人男87.5%
2) 非戦外交で戦争は避けられるとは思わない、が 同女 75% 同男53.3%
3) 防衛費を増やせば戦争は避けられるとは思わない、が同女 100% 同男 78.8%
4) 戦争になったら戦いますか、に戦うと答えたのは 同女 11.1% 同男 37.1%
これが今年20歳の若者の戦争に対する考えのようです。
彼(女)らの考えを想像を含めてまとめると、
今のままでは日本は戦争に巻き込まそうな気がしてならない。
戦争をしない非戦外交だけでは戦争は防げない。
防衛予算をふやせば多少は抑止力が働いて戦争を避けられるかもしれない。
もし戦争になったら戦う。
と考える若者が一定数いるということです。
設問に僕の主張の非武装中立政策に賛成か反対か、がないので非武装についての若者の考えはわかりません。
彼(女)等は映画、テレビ、ゲームで戦争を知って現代戦争はミサイル、ロボット、ドローンなど
兵士のいない、ボタンを押せば済む戦争を想像し戦争になっても自衛隊と米軍に頑張ってもらえるので自分達の出番はないだろう、と考えているかもしれません。
戦争になったら戦う、と言いつつ実は自分が戦場に行くことなど想定していないのでは?
若者は、現代の戦争が総力戦であり最後は必ず敵兵が上陸してきて日本が降伏しない限り多大な市民が犠牲になること、放射能汚染で人の住めない国土になりかねないこと、先の大戦で230万人の兵士が死んだが、その大半は20代の若者であることを知らないのでしょう。
戦争の残虐非道の実相を教え,そんな戦争に巻き込まれないために平和のつくり方を中高生のうちから教育する必要を感じます。
遅くとも3月か4月初めには「中高生のための平和のつくり方(仮題)」を出版する予定です。
参考:シール投票結果のURLはhttps://tunagaru-tokyo.jimdo.com/
2025年1月18日 記
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