通常国会がはじまり石破首相への質問が続きます。
何を聞かれても「政府として適切に進めてまいります」の一点張り。
適切に進めていないから詰問していると言うのに!
野党は自公政府が行っていること自体を否定せず、やり方の不十分さを追及するだけだからこうなるのです。
僕たちが議論を深めたいのは安全保障の問題です。
国民の生活と命にとって最も重要な安保問題、防衛予算が何故か国会であまり論議されません。

稀に論議されたとしても与野党は軍事予算の多い、少ないを争うのみ。
岸田政権は防衛予算のGDP2%化をアメリカに約束、トランプはこれを3%にしろと言っているが、2%でも多すぎる、とか。
9兆円も軍事に使う予算があるなら本書で提唱している災害救助即応隊ジャイロを新たに編成して災害発生時には災害救助や復旧・復興、防災対策を、平時には人手不足の一次産業の補助労働力として活用すべきです。
護憲野党の立憲民主も日米同盟は安全保障の基軸と言っており、自公政府との争点は防衛予算の程度を争うだけ。
これでは与野党の決定的な違いがわかりません。
核発(原発)を並べている日本は自衛と言えども戦争を始めたら最後、核発は狙われ人の住めない土地になります。
であれば護憲野党の主張べきは「持っていても無意味・有害で金喰い虫の自衛隊も米軍もなくそう」でありそれ以外は程度の差を争うだけの不毛な議論となります。
自公は少数与党とはいえ改憲派似非野党の維新、国民がついており、権力と予算を握る自公防衛省は思いのまま軍拡をやめません。
安保問題を真正面から取り上げ自衛隊と駐留米軍は必要か不要か、を争点にして議論して初めて野党は護憲政党の名に恥じない真の野党と言えます。

出でよ!やる気のある真の平和護憲政党、そして平和のために命を懸ける政治家!
2025年2月1日 記

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