昨日このページで野党は棲み分けたほうが良い、と書きましたが誤解を避けるため補足します。
一部の改憲派野党も主張している政策、例えば教育費の無償化、夫婦別姓選択制の導入、消費税の低減化などは付随的に書くことにして、護憲野党は真の平和政党しか言わない主張を政策の中心におくべき、という趣旨です。
世の中の不条理を全て取り上げたらきりがありません。
大方の不条理はアメリカ追随一辺倒の自民党でも本気で解決しようとすれば、できる事柄です。
多くの不条理が未解決なのは彼らが、アメリカにものが言えないうえ、自分の次の選挙のため自民党の根っからの支持者に取り入って票になる防衛費の倍増などの政策を優先し民意に耳を傾けないからです。
与党や維新、国民、参政、保守党など改憲野党が反対している政策こそ真の国民政党の出番と言いたい。
それは「戦争をしない、させないために軍備を捨て」「軍事同盟を結ばず」「核発(原発)を即時運転停止し廃炉にする」ことではないか?
今日明日の生活のため所得増大は勿論必要ですが、戦争で殺されず、当たり前の日常生活を奪われないためには「平和の維持」と「核被曝の根絶」が大前提、より重要との視点です。
ほかの政策に触れることも支持を広げるうえで良策なら勿論いいし、一切触れるなの意味ではないので誤解の無いよう付言しました。
非武装中立、反核発の活動する僕たちが克服すべき課題は政府与党のみならず多くの国民が
1)自衛隊や核発(原発)を役立っ存在と肯定的に考え、危険な存在とは考えない
2)日米安保条約と駐留米軍や自衛隊があるおかげで日本は戦争にはならない、と危機感を感じていない
3)護憲派の多くも憲法9条がある限り自衛隊・米軍がいても日本は戦争にならないと信じ込んでいる
現実です。
しかし真実はそれらは戦争を呼び込む極めて危険なものであることをどうやって国民の共通認識にできるか。
そのために僕は本書を書き、普及宣伝のため全国を講演行脚しているのですが。
2025年2月3日 記
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