トランプ政権の矢継ぎ早の外交政策の変更によってウクライナもNATOヨーロッパ諸国も疑心暗鬼になっています。
韓国には日本に次いで多くの米軍が駐留していますがこれは未だ朝鮮戦争が終結していないからです。
トランプが金正恩とトップ会談に前向きですが韓国は北朝鮮とは未だに休戦状態にあり北朝鮮の核保有を認めるトランプの今後の動向に不安を示しています。
トランプが北朝鮮の核兵器保有を認めて一番困るのは韓国です。
僕は38度線に限りなく近いところにも行き、緊張状態を自分の目で見ています。
かつてソウルのすぐ南の遠山(ヨンサン)にあった米軍基地がソウルから南に電車で1時間以上離れた平沢(ピョンタク)に移転しました。
僕は平沢に行きハンフリーズ基地とよばれる新基地も見に行ってます。
正門前に米国国旗を振って「アメリカの兵隊さんありがとう」と叫んでいる韓国人の一団を目にして驚きました。
韓国の人にとって米軍は日本の植民地支配からの解放軍であって日本の駐留米軍ように占領軍ではありません。
日本と駐留事情が異なる米軍ですが日本の米軍への資金支援がはるかに韓国を上回るのはどうしてかわかりません。
北朝鮮と国境を接している韓国の北朝鮮に対する脅威は当然ですが脅威の度合いが桁違いに少ない日本が北の脅威などと言い続けています。
日本文化のいわば父は中国、そしてそれを伝えてくれた朝鮮は兄姉のような存在で、この3国は文化的には兄弟親戚です。
明治時代の福沢諭吉、昭和の石原元東京都知事等のような人種差別主義者が今でも後を絶たない日本。
旧宗主国として日本は特に南北分断の責任を取るべき立場ですが中国を封じ込めるアメリカの手下となり北朝鮮を敵視し在日韓国人すら法的に差別しています。
在日韓国人の方々は日本の植民地支配の結果日本に居住する人たちであり日本に帰化しようがしまいが同胞として日本人同様の法的扱いをすべきです。
朝鮮学校への教育費無償化すらしない日本政府・政治家たちを僕は許せません。
バークレーでもニューヨークでも僕の子供たちはアメリカの支援で現地の日本人学校で学べました。
今年は日韓基本条約締結、国交回復60周年記念の年です。
2025年3月16日 記
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他の外国人学校へは教育費支援をしているのに朝鮮学校への差別は私にも全く理解できません。
その国で育った子供たちは多かれ少なかれその国に対して親近感を持つのが普通です。
朝鮮学校の生徒や卒業生たちも将来にわたって日本と北朝鮮の国交正常化や国民の融和の懸け橋になってくれる人たちのはずなのに
このような差別を続けていればむしろ正反対の気持ちを待たれても仕方がありません。
北朝鮮の脅威を喧伝する政治家たちは永久に北朝鮮を侵略をする恐ろしい国だと言って
政治利用し続けるつもりなのでしょうが私たちはもう少し温かい理解をしたいですね。
学校行事などにも参加してみてはいかがでしょうか。