16日日曜日雨の中、僕は東村山で開催された伊藤英朗監督の映画『サイレントフォールアウト』の上映会に行ってきました。

主催は地元の護憲グループです。

この映画をアメリカで観たアメリカ在住の友人から、是非この映画を見て伊藤英朗監督とお話をして欲しいとアドバイスをもらいました。

偶然近くで上映会があったので伊藤監督は来られませんでしたが僕は出かけてきました。

印象に残った場面は、アメリカ人の多くは今もって核兵器開発の過程で発生した放射能の害について気付いていないということです。

僕は日本語の字幕は読まないので(ちょっとキザ?)聞いていて印象に残ったのは映画の中で

再三アメリカ人の研究者や被害者がnuclear power のまき散らす放射能の恐ろしさを知って欲しい、と語ったuclear Powerです。
原子力発電所は英語でNuclear Power Stationです。
映画の中で絶対に許してはならないと繰り返されたNuclear Powerの一つが原発なのです。
だから僕は原発と言わず核発と言うべきと言い続け自分も核発と表現しています。

上映会後の参加者の一人の発言も驚きでした。

毎回国会の憲法審査会を必ず傍聴しているご婦人の報告です。
現在毎週開催されている憲法審査会の委員長は立権民主の枝野幸男さんです。

護憲の皆さんはこれで改憲は当面避けられると安心してはいけないというのです。

現在憲法審査会の委員構成は50人中護憲派の委員が僅か18名、しかも枝野委員長は護憲派の代表格だったにも拘わらず議事進行を円滑に進めることに100%エネルギーを注ぎ審査会の中身の動向に関心を持っているとは思えないと言うのです。

最近のSNS情報でも政党支持率が最近パッとせず国民民主と維新に予算案承認のキャスティングボートを握られて、出る幕の無い立憲民主の中から参院選までに大物を含む20人以上の脱出者が出そうというのがあります。

行先は何と自民党です。
少数与党の自民としては手ぐすねを引いて待っているでしょう。

日本の政治は混とん状態です。

平和の党の自負があるなら公明党は与党の中で影が薄くなる前に直ぐ連立与党から離脱すべきです。

おしらせ

1)新刊本「14歳から考える恒久平和のつくり方」がいよいよ書店流通に乗ったので一両日中に書店に並ぶと思います。

2)4月12日の新宿での講演会のチラシです。

お近くの方はどうぞお出で下さい。


2025年3月19日 記

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