コスタリカの首都サンホセにある日本人学校から先日封書が届きました。
中を開けてみるとサンホセ日本人学校友の会 会員宛の手紙が入っていて差出人はサンホセ日本人学校創立50周年記念行事実行委員長となっており中には記念誌(表紙写真添付)とコスタリカらしいエコバッグが。
僕が同校を訪問して小中学校の生徒全員を前にフルートを演奏して聞かせたのは2012年9月、今から12年以上前のことです。
秋篠宮夫妻が同校を訪問した直ぐ後でしたがご夫妻を迎えるために大使館の要請で普段使っていない鉄の校門を臨時に開けさせられたエピソードを聞かされました。
生徒は1981年には69名もいたそうですが訪問した時は随分少ない生徒数でした。
このホームページにも何度か寄稿してくれる友の会事務局長の藤沢直治先生(現地採用スペイン語教師)によれば仲の良い大家族のような学校との事。
そもそも私は最初のコスタリカ訪問に際し日本人商工会を頼りに訪問のキッカケを探しましたが日本人会も日本商工会組織もサンホセ日本人学校にあるらしいことがわかり日本人学校とつながりができました。
同校は文科省認定学校で校長他、先生も日本からの派遣で任期を終えると交代します。
私はそれ以来、この子供たちがいつの日かコスタリカの平和思想を日本に広めてくれることを期待し友の会会員として少ないながら毎年寄付を続けてサンホセ日本人学校を応援しています。
―挨拶状抜粋―
令和六年10月5日に開催いたしましたサンホセ日本人学校創立50周年記念式典に際しまして友の会より多大なるご支援をいただき誠にありがとうございました。
おかげをもちまして児童生徒15名をはじめたくさんの参加者のもと盛大に式典を実行することができました。
2012年に友の会が立ち上げられました経緯につきましては当時の西川学校運営委員長が次のように述べております。
ここ数年の日本はかつての勢いをなくしつつあり日本企業の駐在員やその同伴家族の減少、それに伴う児童生徒数の減少傾向が続いており他方日本政府からの補助金の大幅な削減も加え学校の運営維持に多大な支障をきたしているというのが現状です。
児童生徒の保護者にはそれ相応の経済的な負担をお願いしていますがその努力にも学校の存続をどうして行くかが私たちの大きな課題になっています。
日本から遠く離れたコスタリカではありますが私たちは日本の教育を必要とする子どもたちがいる限りその場を与え日本の教育、日本の文化を継承させたいと考えるものです。
以上のことからサンホ日本人学校友の会を立ち上げ学校の長期的な運営を図りたいと考えました。今後ともサンホセ日本人学校の存続にご理解ご協力いただきますよう重ねてお願い申し上げます。
-以上―
コスタリカを愛する皆さん、コスタリカで学ぶこれらの子供達にも愛の手を!

2025年3月22日 記
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