私たちの危惧は現実になります。美会子(在ニューヨーク)
昨日僕のホームページと同じ話題が掲載されているニューヨークタイムス(NYT)の国際ニュース記事を添付したメールがニューヨークのみたちさんから届きました。
日本駐在(多分今も)NYTのマーティン・ファクラー記者の署名記事です。
NYTの記事の見出しは「へグセス米国防長官はアメリカは日本との軍事協力を強める、と語った」としています。
記事の中身を見ると昨日の東京新聞は在日米軍とは書きますが自衛隊(日本軍)との表現は避けて日本は、とのみ書いています。
しかしNYTの記事を読めば明らかにアメリカは自衛隊を完ぺきにミリタリー(軍隊)扱いしており、これが世界の常識です。
東京新聞が「戦う司令部」明言、としているところは実はWar-Fighting headquarter
「戦闘司令部」の創設(戦争が始まることを前提としている言い回し)を加速したい、と書いてます。
自民党が結党以来の憲法を改正して自衛隊を国防軍にする、と言う構想は国際的な目からみたら既に実現してしまっているのです。
後は国民がこの扱い、自衛隊が自衛隊のまま軍隊として戦争をすること、が国民の常識になるまで待てばよいだけです。
日本の護憲野党も全国の9条の会も護憲派はこんな政府・防衛省の動きを憲法第9条違反として断固糾弾する運動を起こさなくてはいけません。
なのに現実を直視し認め反省して大運動を起こそうとせず相も変わらず「憲法を守りましょう。武力で平和は作れない」から一歩も出ない絶望的状態です。
このままある日突然戦闘が始まったら一体だれが責任を取るのでしょうか?
誰も責任など取るわけはなく又もや先の大戦以上の犠牲者が生まれるでしょう。
ちなみにヘグセス国防長官(44歳)はミネソタ州兵の経験を持ち共和党シンパのフォックステレビで番組司会者を務めたタカ派、親イスラエル派、反イラン、反ハマス、反中国の急先鋒です。
結婚、離婚を繰り返し、女性暴行事件で訴えられアル中の疑いもあり上院での国防長官人事の承認では共和党からも反対が出て50対50で評決が割れ議長のヴァンス副大統領が承認してやっと可決承認になったトランプ同様疑惑の人物です。


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戦争が起こり手遅れになる前に必要です。

2025年4月2日 記

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