戦争が始まると必ず起きることと言ったら?
まず天気予報が即刻中止され日本中で地震津波が起きても一切報道されなくなります。
贅沢は敵となり甘いもの,嗜好品は手にはいらなくなります。
肝心の主食も不足し今や農家も人手不足で後継者不足、衰退の一途なので国民は必ず飢えます。
政府は何をさておき戦争継続に必要な資金を調達する必要に迫られます。
結局最後は国民からお金を借りることになり、その際に発行するのが戦時国債です。
80年以上前の第二次世界大戦時には戦費調達のために大量の戦時国債が発行されました。
僕が勤務した日本勧業銀行(現みずほ銀行)も戦前は政府の要請で割増金付き利付債券を大量に発行して戦費調達に協力しました。
抽選番号の入った利札が付いていて定期的に抽選を行って当選者には通常の利息に加えて割増金が支払われるおまけつきの債券です。
国民の射幸心をくすぐって大量に売り捌きました。
この抽選技術が戦後国家や地方自治体の財政資金を賄うために発行された宝くじの抽選に使われ日本勧業銀行は宝くじの受託銀行になったのです。
2025年度軍事予算を賄うのに税収では足りず不足分を建設国債を発行して調達することにしました。
軍事予算不足額を国債発行で賄うやり方は2023年からとのこと。
これがいかに禁じ手か東京新聞の記事をお読みください。
建設国債の名のもとに発行される実質戦費調達国債です。
こんな建設的でもなんでもない使い道に建設国債による資金を当てることは断じて許されません。財務省解体デモが盛んですが健全財政を言う財務省がこんな資金調達を許すとは「恥を知れ!」です。
何処が健全財政か?
本来ならこんな予算に賛成した与野党議員は全員議員失格です。
国民は怒らなければならないのに戦時中のこと(戦費が国家予算の9割)や戦後のハイパーインフレを知らない人ばかりになったおかげで自公政権はびくともしません。
自民党は元々駄目政党ですが秀才の集まる財務省まで腑抜けな官庁に成り下がりました。
全ての世直しが参議院選挙を機に起きるであろう政権交代にかかっています。

2025年4月12日 記
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