一昨日の講演会の中で気付いた事、質問されたことの一部につき回答らしきものを書きたいと思います。
1) 僕のピースアゴラのメッセージは一貫して9条の会の批判に満ちている。
しかし自分達としてはやるべきことを、懸命にこなしているつもりであり批判されるのは心外だ。
2) 非武装中立の話をすると必ず丸腰で攻められたらどうするという質問に会う。
反論して「ではあなたは攻められたら戦う覚悟はあるのか?」と聞くと大抵黙る。
自衛隊にやらせておくという改憲論者は他人任せで無責任な人たちなのではないか。
3) 日本の民主主義は努力し血を流して獲得したものではないから市民の間に根付いていないのではないか?
これが保守政権がいつまでも続く理由と思う。
4) 理想は非武装だが現実を考えるとなかなそうだとは言い切れない
この感想は11日付本欄へ再投稿された、慶さんの気持ちにも通じると思います。
1)9条の会の方が全国で頑張って活動されているのは自分もささやかながら街宣、スタンディング、などに参加しているのでよくわかっています。
残念なのは自分自身20年以上平和運動していますが成果らしい成果が上がるどころか世の中悪くなる一方。
自分自身に腹も立ち残念で仕方ないのでついつい皆さんにも運動のやり方の何が間違っているか反省して壁を破ってもらいたい一心で言っています。
コスタリカに学ぶ会の例会でも参加者と常にこの議論をしています。
講演会場に来られる方は、来なくてもわかっている人たち(すでに同志)が大半で顔見知りも多い。
これでは運動は広がらないわけだ、とつい運動の方法を批判するかのような表現をしてしまい申し訳なく思います。
これも何とか成果の上がる平和運動に変えたい一心からですのでご容赦ください。
2) 一番厄介で返事が難しく見える質問ですが簡単に言いましょう。
もしそんな質問されたら
丸腰でロシア、中国、北朝鮮に理由も前触れもなくなく突然攻められるリスクの心配と、お互いに武力を強化し威嚇しあって緊張のなか、いつ武力衝突が起きて戦争に発展するかわからない危険を抱えるリスクのどちらを選びますか?と聞き返して下さい。
2025年4月14日 記
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日本が完全な非武装国になるということは、アメリカとの安保条約も必要なくなるわけですから
自ずから中立国になるはずです。
更に近隣諸国と平和友好条約を結べば政府、国民間の緊張もなくなり、今よりはるかに
良い国際関係ができあがると考えていいのではないでしょうか。