昨日杉並の9条の家でユニークな座談会が行われました。
音楽も交えた楽しい会と聞いていたので前夜に何曲か新曲の音源を準備して僕はアルトサックスを抱えて出かけました。
あいにく小雨降る中、参加者は横須賀、桶川、草加、日高など遠路から集まりました。
当初今日は議論はせず自分の考えを短くまとめて自己紹介を行い続いて音楽で楽しく、のはずでしたが、やはり護憲派参加者が改憲派の参加者に質問を投げかけたのをきっかけに、かなり白熱した議論となりました。
9条の家は水曜日は休館日にも拘わらず金野館長に開けてもらったこともあり、急いでミニ音楽会の時間が無くなる前にと、皆で「We are the world」世界は一つに繫がろうという曲を座談会を企画したユリさんがリードして皆で合唱、僕の演奏は結局テネシーワルツ1曲でしたが楽しいひと時でした。
反ワクチンの運動で一緒だったという仲間が改憲論者として考えを述べましたが僕が予想した通り世の中には色々な考えの人がいるんだなぁ、と改めて思わされました。
改憲派の参加者は僕の著作を読んではいないという人たちだったので無理もありません。
護憲派の参加者の方が“まず「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を読んでみてください。そうしたらお考えは変わりますから”と助け船を出してくれました。
講演会でも感じるのですが、熱心な護憲運動活動家たちの間でも僕の本を読んだことのある人は今でも多くありません。
非武装中立に大賛成と言う人も、平気で軍拡阻止、とか軍縮を!と軍隊(自衛隊・米軍)の存在を前提にした言い方をします。
憲法に対する考えは違っても反ワクチンであれ反原発であれ一緒に活動をしている仲間なので議論は白熱しても穏やかに終始して和やかな座談会でした。
昨日北海道の同志から新刊本「14歳から考える恒久平和のつくり方」に対する初めての書評(新社会党機関紙上)が送られてきました。
書いてくれたのは新社会党の岡崎宏美委員長で有難いコメントですのでコピーを添付してご紹介します。

非武装中立を言わない護憲運動は護憲運動とはいえません。

このことを世論にしたいと思います。
2025年4月24日 記
\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/