3人目、最後の報告者は元国立市長の上原公子さん。
ジュネーブ条約第一追加議定書に関連した報告をされました。
この議定書については『新版自衛隊も米軍も、日本にはいらない』で詳述しているので読んでください。
追加議定書の要点は、戦時に文民に不測の攻撃被害が及ばないよう、軍事施設は文民の居住地から離れた区域に作らねばならない。
有事に戦闘行為による被害が文民に及ばないように軍人と民間人はハッキリ切り離せ、=一緒に行動するな、です。
ですから全国各地で反対運動が起きている住宅地に近接する危険極まりない場所に弾薬庫を建設したり、有事に備えて事前に自衛隊員が制服(軍服)姿で沖縄先島諸島の島民(文民)を本土に船などで避難させることなどは、軍事施設と文民の居住地域、軍人と文民の区別を難しくするのでいずれもこの条約で禁止されている行為です。
ジュネーブ条約第一追加議定書を持ち出して、これらは共にジュネーブ条約第一追加議定書(日本政府も批准している国際法)違反行為として政府にやめさせることもできるのだから反対運動の際にうまく活用すべきである、と説明していました。
この論法は僕にも少し新鮮に響きました。
―続くー
本日開催の調布駅前での講演会の案内です。
皆様のご来場をお待ちしています。

2025年4月26日 記
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