本日はコスタリカ、サンホセ日本人学校の藤沢直治先生からのコスタリカ最新情報をお届けします。

コスタリカの全国紙Le Nacionに掲載された記事の翻訳です。

―以下引用ー

他のラテンアメリカの大統領もこれより前にアメリカ合衆国入国の許可を取り消されている。

オスカル アリアス氏は、アメリカ合衆国のビザを取り消された最初の元大統領ではない。

ドナルド トランプ大統領の行政命令は、アメリカ政府に対立的な態度を取る人たちを懲らしめるものと見られている。
(ホスエ アルファロ記者)

アメリカ政府によるコスタリカの元大統領、ノーベル平和賞受賞者であるオスカル アリアス氏のビザ取り消しは、最初の入国制限ではなくアメリカ大陸南部隣国の大統領、元大統領も同じ処分を受けている。

通常、アメリカの入国制限措置は汚職、報復・反民主的行動に対して取られる。

しかしアメリカ外交筋はアリアス氏のビザ取り消しについてコメントを控えている。

アリアス氏は、直近の記者会見で考えられる理由について次のように述べた。
「2007年に中国と国交を結んだことがトランプ政権を不快にさせたのではないか?」

また最近トランプ大統領のことを、思いつきの人、人格の分離障害を患っている、2重3重4重の思考を操ると批判したことにも言及した。

しかしながらこれらは単なる想像、推測の域を出ない。

アメリカ政府はここ数十年で数多くのラテンアメリカの主導者のビザの取り消し、入国禁止を実施している。

最近では2021年ホンジュラスの元大統領ファン オルランド エルナンデス氏、2024年エクアドルの元大統領ホルヘ グラス氏、ラファエル コレア氏、2025年クリスティーナ フェルナンデス氏。

(写真(上)の文面)
4月1日元大統領オスカル アリアス氏は、アメリカ政府がビザの取り消しについてその理由を伝えなかったと言及した 。

(写真(下)の文面)
トランプ政権はアルゼンチンの元大統領クリスティーナ フェルナンデス氏の入国制限をした。

汚職に関連した人物と見なし規則に従ったことがその理由と言う。

(2025年4月4日 LA NACIONの新聞記事より)

お断り

昨日の読売新聞朝刊掲載の新刊本「14歳から考える恒久平和のつくり方」の広告の写真を添付する予定でしたがプリンター故障により添付延期させていただきます。

2025年4月28日 記

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