私は投票率を上げる効果的な方法としてネット投票を呼び掛ける人の存在は知っていました。
ネットによる投票制度に対してこれまで余り疑問を持っていませんでしたが友人の一言でハッとさせられました。
そして、唯一選挙管理人の監視下で投票が行われる投票所における投票がプライバシー、個人の投票の秘密、自由意思による投票を保証する唯一の方法であると一昨日認識しました。
従って投票所をできるだけ多く設置し投票時間も短くせず、身障者など投票に行くのに障害のある人に対しては私が提唱している国際災害救助即応隊ジャイロなどによる公的輸送支援が不可欠です。
勿論期日前投票についても同様です。
なるほど自宅で気軽に投票できるネット投票選挙で投票率は上がるでしょう。
しかし自宅等でパソコンで投票する際に周囲に第3者がいて特定の候補者への投票を強要するケースがないとは限りません。
有権者個人の自由意思を十分尊重し投票先の秘密を護ることなど全く不可能であり公正な選挙など期待できない問題だらけの投票方法がネット投票です。
これまで深く考えもしなかったネット投票制度ですが投票の自由と秘密厳守をどうやっても保証できない制度であると、今頃初めて友人から聞いて知りました。
この事に気付かなかった自分の情けなさ、今頃になってやっと気付かされました。
投票所での投票でさえ自民党、公明党などは党員や社長(党員)が部下社員の投票に色々干渉している事例を耳にしています。
これは道徳の問題、パワハラであり有権者自身の自覚を促して防ぐしか手立てはありません。
しかしネット投票による選挙となると不正投票は防ぎようがありません。


2025年6月4日 記
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