せめて公営掲示板を建てる業者が全候補者のポスターをまとめて看板を立てる際に前候補者のポスターを貼ったらいいと思うのですがね。
しかし看板は早めに建てる必要があるので候補者が決まりポスターが出揃う迄待てないのでしょう。
全ての政党が選挙区ごとに集まってポスター貼りの分担を決めたら効率よく貼れますが候補者の数が政党ごとに大きく違い、これは中々うまくいかないでしょう、
また共産党の陣営が自民党のポスターを貼る気にならない気持ちは理解できます。
しかしせめて社民、共産、れいわの護憲候補の間では候補の統一(護憲野党候補の一本化)は出来ないにせよ、せめてポスター貼りくらい選挙区ごとに分担を決めて一人で3党分まとめて貼れば費用と人手は2分の1、3分の1になります。
私が公認を受けている社民党もれいわも共産党も平和を願う気持ちに何一つ違いはありません。
戦争をしない、させない、巻き込まれない、とハッキリ言っている政党としてたとえ候補者を一本化できないとしても選挙の掲示板候補者のポスターを貼る作業くらい協力して地区ごとに担当者を決められないのか?
このこと自体は大きな問題ではありませんが、
私は自身が社民党の公認候補になって以来、護憲政党間の選挙を巡る分断を随所で感じています。
それぞれの党が自分たちの党勢を伸ばすことを、平和のために団結することより優先する実態を見せつけられています。
たかがポスター貼りでありますが、こんな省力化のための共同作業を通じて護憲野党の間に信頼感が醸成されるとしたら最高ではないですか。
昨日ニュースで私も勤務した3大メガバンクがATMを共通化する報道がありました。
私が現役の頃は仕事の上ではまるで敵味方のように競い合いましたがコスト削減の必要上、やむなく決断したようです。
ついこの間まで市民運動家だった私としては政党の外から見た分断・抗争?の内側に入った今回の選挙で存在する政党や市民レベルでの分断を身近に体験しこのことが恒久平和実現の大きな障害になっているのでは、と感じています。
2025年6月7日 記
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