午後4時の中板橋駅頭での街宣には福島党首も加わりましたが聴衆は遠巻きに聞いてはいるものの人だかりができるところまで行きません。

私は先週まで、米沢、会津若松、喜多方、新潟、新発田、北海道の小樽、札幌、釧路、和寒、名寄、旭川と街宣してきましたが、成増は東京と埼玉の境目の町とはいえ東京都内の駅なので土曜日の混雑、乗降客の多さは地方とは大違いです。

地方では道を歩いている人が本当に少なく遊説していても聴衆の姿を見ずに話すことも再々で、リーフレットを受け取る人がそもそもいませんでした。

しかし東京は人通りは多いもののリーフレットを受け取る人はごく一部ですからリーフを読まない点では地方と同じです。

小さな子供を連れた親子や乳母車を引くお母さん、仲睦まじい若いカップル、誰に声をかけても殆ど見向きもしません。

あなたがた女性だって戦地に送られる可能性は大ありですよ、戦場に行ったらトイレもお風呂もない野原で弾丸が上を飛び交う中、若い男性兵士と野宿を強いられるんですよ、と改憲派が「中国が攻めて來る」といって若者を脅す手口を真似て話しても反応は変わりません。

自公政権が続けばあなた達若者が戦地に送られて生き地獄を見ることになり、NHK朝ドラのアンパンマンの通りになりますよ、と言っても反応しません。

しかし嘆いていても始まりません。

私たち年長者が子供達に自分の親世代が体験した戦争の悲惨を伝えず、ひたすら経済成長を追いかける事に精一杯だった報い、因果応報でしょう。

我々の子供世代が親になり現代の徴兵適齢期の若者(私たちの孫世代)を十分教育しないのは、つまりは我々80歳前後の年長者の責任かもしれません。

午後5時過ぎからはJR・東上線川越駅頭に移動して社民党埼玉県選挙区予定候補として公認されたばかりで今日から街宣を始める高井環さんと一緒に政策を語りました。

私は例によって暮らしの事、お金のことは他の弁士にお任せして専ら非戦・非武装、積極的中立非同盟の話をしました。

お金の問題より命の問題、戦争の危機が迫っている現在、若者が戦争に駆り出されないための非武装中立政策を超緊急課題としてどうしても伝えたいからです。

川越駅頭の街宣風景6月7日(土)

選挙が終わる迄、私と伴走してくれる秘書役の宮川和之さん、成増駅前で

2025年6月9日 記

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