本日自民党総裁選挙が行われます。
誰が選ばれても日本はアメリカの属国状態のままアメリカの戦争に巻き込まれる危険は増すばかりでしょう。
自民党なる一政党のリーダーを選ぶ選挙にマスコミは連日大騒ぎしていますが与党が少数の国会では自民党の総裁が必ずしも首相になるとは限りません。
1992年7月の参院選挙の後、急速に自民対非自民の2大政党への政界再編が始まりました。
当時、永田町では東京佐川急便から5億円もらった金丸信副総裁(当時)が罰金刑20万円で済ませたことなどあって政治とカネの問題から自民党批判、政治改革が叫ばれていました。
宮沢内閣が不信任となり非自民8党による細川連立内閣が成立し一部野党の強い反対を押しきって小選挙区制を採用する選挙制度を成立させました。
野党を一つにまとめたスローガンは政治改革、規制緩和でした。
小選挙区制の下で現在起きている裏金問題を見れば自民党のカネの汚さは選挙制度とは無関係なことが明らかです。
今の政局で野党が一つにまとまるスローガンは見当たりません。
今回も野党が結束すれば非自民内閣をつくるチャンスですが今の野党で非自民と言えるのはギリギリ立民、れいわ、共産、社民くらいのもの。
とても非自民で首班指名を取れる状態ではありません。
小選挙区制の採用で政治とカネの問題が解決しなかったことは今回の裏カネ問題で明白、規制緩和は今でも言われますが行き過ぎた民営化による弊害が目立っています。
労働組合が右傾化し組織率が低下したのも1989年の連合の成立、国鉄、郵政、電電の民営化と密接な関係があります。
今の保守政治家に政治を任せていては何一つ問題が解決しないことは明らかです。
参政党が既成政党と違う「日本人ファースト」を言い募って参院選で票を伸ばしましたが統一教会まがいの金集めのうまさ、執拗さは自民党顔負けです。
農業の外国人依存(東京新聞10月2日)

出でよ、効率化、生産性向上一本やりの政策から生き物としての人間の尊厳・生存・生活を重視する真の世直し政党!
非武装中立、対米自立!
全核発電所運転停止&廃炉!
食料自給率100%実現!
経済成長一本やりの経済政策にストップを!
電力に過度に依存し大規模災害時に機能マヒ確実な行き過ぎた効率化・デジタル化への人材の過度の流出を農業はじめ一次産業に逆流させれば日本は外国人に頼らなくてもやっていけます。
2050年の日本を放射能汚染で人が住めない地球にするより資源循環型経済の江戸時代に戻す方がましではありませんか。

2025年10月4日 記
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