私は非武装中立日本を今年中に実現し米軍も自衛隊もない恒久平和の日本を実現する、と期限を限って掲げた私の平和運動の総仕上げとして7月の参院選に社民党全国比例から出馬しました。
私は選挙前にコスタリカに学ぶ会の仲間などに「非武装中立論者は実は大勢いるが正面から掲げる政治家がいないから投票難民(隠れキリシタン)になっているだけ」と語っていました。
選挙前社民党の幹部には比例票を600万票は獲得しましょう、と豪語していました。
結果は私の期待を大幅に下回り5人の社民党比例候補の中で最下位の得票数でした。
花岡さんは大体考えが甘い、と平和運動の仲間にも言われました。
参院選は終わり自民党の総裁選もおわった今振り返ると敗因が色々思い起こされます。
1)出遅れ
立候補の意志を党本部に電話で1月20日に伝え、早速担当者に伝えます、と言われたまま結局公認発表は4か月後の5月7日で、それまで事前準備活動全くできず。
2)運動員不足
選挙活動中の付け人(秘書)は自分で探すように党から言われ心当たりを探しましたが、なかなか見つからず6月初めまで秘書もいない状態。
勝手連の結成を江戸川区の支援者が呼び掛けてくれましたが6月からでは集まる数も少なく選対事務所の中で選挙葉書を発送する他の候補者の勝手連が大勢いる中で人手不足を痛感。
私が加盟している平和運動関係者の街宣応援も期待したほど得られず地元対策として期待していた地元の県議の応援も得られませんでした。
3)社民党も人材不足
北海道、東北、北陸、信越各地を遊説したものの、20名を超える動員があったのは富山、石川、長野の小集会も含め6カ所のみ。
選挙期間中、私から特にお願いしなかったから非は自分にあるとは思いますが遠隔の地方街宣は勿論、最終盤に東京首都圏で行った街宣にも党首はじめ全国連幹部は誰一人私の応援に駆け付けてくれませんでした(涙)。
私の考えは甘い、と思われる皆さん!
私の主張も獲得票数の見込みも決して甘くはなかったと思います。
甘かったと認めざるを得ないのは
➀私の必死の覚悟での立候補に対して、全国の私の講演会聴講者、著書の読者、普段から平和を語り学習し共感してくれていたはずの同志が全力で街宣・選挙活動にはせ参じてくれるものと期待した見通しが少し甘かった(公認遅れにより私自身が働きかけする時間はありませんでした)
②NHK政見放送と選挙公報を読んでさえもらえば多くの平和を愛する有権者の投票が得られるはずと考えたことが甘かった
と思います。
今のまま反戦平和を唱え学習する平和運動をいくら続けても一番大事な国政選挙の場で必死の思いを持ち本気で平和を訴える候補者支援に動かない限り平和日本の実現は困難でしょう。
全国で遭遇した参政党の運動員などには布教活動のような熱気、本気度が感じられました。
選挙が終わり社民党からお礼のメールが7月23日サポーターあてに配信されたそうです。
私はメールを受け取ったサポーターの方から最近初めてメールの内容を知らされ、あらためて参院選が孤独な戦いだったことを実感させられました。
国会に送りだせなかった候補の中に私の名前がありません(涙)。

これまであまり愚痴めいたことを書きませんでしたが、感謝メールに私の名前が無いことは、少なかったとはいえ私を支援してくれたサポーターの皆さんに失礼であると考え今回書かせてもらいました。
私を支援していただいた皆さんに改めて感謝と共に私の力不足をお詫びいたします。
色々ありましたが国政選挙に出馬の機会を与えていただいた社民党には感謝の気持ちしかありません。
願わくば社民党には非武装中立を明確な党是とし旧社会党の勢いを是非取り戻してほしいと思います。
2025年10月8日 記
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