恒久平和の実現には憲法第9条の理念の実現しかありません。
これまでこのページでは、憲法公布記念月間として憲法の成立経緯を細かく説明してきました。
さぞ頭が疲れたことと思います。
しかし日本国憲法公布80年ともなると世界では様々な事件、紛争がありました。
この間ずっと日本政府は宗主国アメリカのいいいなりから抜け出せないまま来ていますが、幸いにも80年間一度も直接戦争に巻き込まれることなく過ごしてきました。
しかし高市早苗極右女性首相の誕生で日本は何処に連れて行かれるか先行き不透明になりました。
本人は「早苗あれば憂いなし」などとふざけていますが事実はその逆で「憂い大あり」です。
一緒に政権を担っているのが極右の維新、そして昨日はその維新から除名された3人が自民党会派に加わり衆議院は与党過半数となりました。
予算案は衆議院に優先権があるので、たとえ参議院で否決されても予算は国会を通過します。
マスコミ報道では国民生活のための予算がこれで国会を通過しやすくなった、とだけ言っています。
しかし忘れてはならない一番大事な予算は巨額防衛(軍事)予算です。
この軍事予算が極右首相と極右維新の思うままに国会を通過してしまうのです。
自民党がアメリカの要求を呑んだ防衛予算GDPの2%と言えば約12兆円、国民一人年間10万円です。
防衛予算は非戦・非武装論者の私から見れば全く無駄以外の何物でもありません。
政府はこれを近隣のロシア中国北朝鮮(悪の枢軸?)から国民の命と暮らしを守る為と言って無力な野党を尻目に国会を通すことでしょう。
実際にはどれだけ税金をかけて軍事力を強めても結局のところ抑止力にはならず国民の命は守れません。
政府の防衛政策は「守ってやるぞ詐欺」「アリバイ工作」に過ぎないのです。
宗主国アメリカの言いなりのまま日本国民は否応なしに税金をむしり取られます。
ところで、この防衛予算はヤクザが飲食店街などで取り立てている「みかじめ料」と同じものです。
飲食店を回ってお前たちの商売をゴロツキ(自分達こそゴロツキですが)から守ってやるから用心棒代を出せ!です。
「守ってやるぞ詐欺」と2023年4月30日の東京新聞「時代を読む」で書いた田中優子法政大学元総長の記事を思いだします。
実際に商売を邪魔する怖い敵がいる、いない、はどうでもよく、飲食店経営者に恐怖を抱かせてみかじめ料を取り立てるのです。
私たちが支払わされる「みかじめ料」は税金なので断れません。
防衛省、自衛隊が徴収する「みかじめ料」は4人家族なら毎月3万3千3百円にもなります。
何と高額で無駄な負担か!
「みかじめ料」を払いたくない国民は選挙で自民党、維新、参政党、保守党などに投票してはならなかったのです。
高市首相誕生など、もってのほかだったのです。
今はやや劣勢ですが真の護憲勢力、社民(新社会)れいわ、共産、一部の立民内の護憲派(少数だが)による政権を誕生させるしかないのです。
さて憲法月間の締め括りです。
私たち平和を護り戦争は絶対にしない日本にするためには与党がやや劣勢な今こそ非戦・非武装、を掲げる憲法第9条を単なる理念から現実の政策に高めて現実化する政策化が急務です。
日米安保条約廃棄、米軍即時撤退と自衛隊の国際災害救助即応隊化に即刻取り組まなければなりません。
「後悔先に立たず」となる前に。
2025年11月29日 記
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