平和な日本は今や風前の灯になろうとしています。
2月の衆議院選挙結果、その後急速に進む戦前回帰の国民監視を強める数々の法律の成立。
私たちの当たり前の主張、憲法第9条を守って日本の非武装中立化を実現し近い将来、世界から軍隊が無くなる世界連邦まで行きつかせる、が未だ有権者の大勢の共感を得ていない、届いていない、結果と思います。
願わくば護憲を標榜するすべての人々が憲法を真に護る為には自衛隊も米軍も、あらゆる軍需産業も日本からなくすしかない、との共通目標を掲げて運動して欲しい。
自衛隊、米軍の存在、その軍事力を少しでも抑止力として評価したら最後、自民党、高市政権や改憲派の議員がしようとしている軍拡結果を招くのは至極当たり前に行きつく先なのです。
軍事力は完全に否定する以外ない、との原則を全員一致して主張しない限り明日にも、憲法で自衛隊が明記され後戻りできません。
おととしの暮にこのページで紹介した余生を軍備全廃運動に捧げた元陸軍中将遠藤三郎さんの数々の言葉を次回から、連続で紹介したいと思います。
2024年11月の過去記事の修正版
私は本書「新版自衛隊も米軍も、日本にはいらない」で地元の偉人、元陸軍中将遠藤三郎を取り上げています。
自衛隊が1954年に生まれて以来防衛庁が防衛省にかわり何人も防衛庁長官、防衛大臣が生まれていますが戦争、戦場については未経験の素人ばかりです。
戦時、陸軍中将は400名ほどいましたが遠藤三郎ほど素晴らしい軍歴を持ちながら戦後徹底して反戦軍備全廃運動に余生を捧げた人を私は知りません。
これからしばらく遠藤元陸軍中将の戦後の平和運動の中で発せられた言葉を少しずつ紹介します。
日本原水爆被害者団体協議会にノーベル平和賞が与えられましたが遠藤三郎は核兵器は勿論廃絶すべきであるが原水爆反対運動には通常兵器の全廃も絡める(からめる)べきと常々言っていました。
私も全く同意見です。
核兵器は通常兵器とは比較にならないほど恐ろしい兵器であり絶対に禁止すべきなのは勿論ですが、善悪は別として「戦争をしたら人類も地球も滅亡する、ゆえに絶対に戦争してはダメ」という戦争抑止効果も持っていました。
核兵器は使ってはいけないが持つことには意味がある、という日本政府の核の傘論の背景にある考えです。
核廃絶を言う運動が通常兵器の使用を許しているわけではないのは勿論承知していますが、戦争はいけない、というならすべての兵器廃絶を言うべきです。
通常兵器による犠牲者の数は一件ごとでは少なくてもその累計では核兵器の犠牲者数をはるかに上回ります。
遠藤が戦後ずっと言っていた言葉は、自衛隊を含めて軍隊と兵器を持つことは国を亡ぼす意味の「軍備亡国」です。(今後文中敬称は省略します)
2026年8月18日 記
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